鈴木賢二の版画絵巻「平和を世界に」 アメリカ、イギリスで展示

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毎日新聞 2025/11/5 08:15(最終更新 11/5 08:15) 767文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷カプセルコレクションの発表に併せて展示された「平和を世界に」=札幌市の「SOUTH2WEST8」で2025年10月24日、賢二版画絵巻プロジェクト提供 栃木市出身のプロレタリア芸術家、鈴木賢二(1906~87年)が核廃絶と平和への思いを込めて制作し、広島市で今夏開かれた原水爆禁止世界大会で67年ぶりに展示された版画絵巻「平和を世界に」が6日から、人気アパレルブランドのニューヨーク店で展示される。賢二の四女、解子さん(79)は「賢二作品が原爆投下国のアメリカでどう受け止められるか。不安もあるが、反応が楽しみ」と話している。 会場はアパレルブランド「ニードルズ」などを傘下に持つセレクトショップ「ネペンテス」(本社・東京都)の米国にあるニューヨーク店(12日まで)。さらに、ロサンゼルス店(21~27日)と英国のロンドン店(12月5~11日)でも予定されている。Advertisement きっかけは、賢二作品を取り入れたファッションを手掛けた経験のあるブランド「サスクワッチファブリックス」(本社・横浜市)と、ニードルズとのコラボレーション企画。今年9月、両ブランドが「平和を世界に」で賢二が描いた「折り鶴」をモチーフにしたトラックスーツやTシャツなどのカプセルコレクションを発表。ネペンテス系列の国内4店舗で10月下旬まで順次行った限定販売に合わせ、「平和を世界に」のレプリカなど賢二作品を展示してきた。 解子さんの夫で、「平和を世界に」の修復やレプリカ制作を進めた「賢二版画絵巻プロジェクト」事務局長の星野進さん(77)は「コラボがなければ会えない世代の人々と出会えた。今度は海外。賢二作品が米国人の意識にどう訴えるか、確かめてみたい」と期待を込めた。 解子さんによると、賢二は生前、中国、旧ソ連など旧共産圏諸国を訪れ、作品展示もしたが、米国内での出展記録はなく、没後は共産圏も含め初の海外展示となる。解子さんは「『平和を世界に』がその役割を果たそうと動いているような感じがします」と話した。【太田穣】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>