毎日新聞 2025/11/5 11:30(最終更新 11/5 11:30) 有料記事 1473文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「闇バイト」で強盗事件に関わった元社員の裁判で、刑務所を出た後に支援すると証言した社長=川崎市で2025年10月7日午後5時5分、林帆南撮影 まじめだと評価していた若い社員が「闇バイト」で強盗事件を起こして逮捕された。男性社長(58)は退職した元社員のために、服役後の社会復帰を支えると裁判で証言しようと思った。だが、法廷で凄惨(せいさん)な事件の詳細を知り、葛藤する。「本当に立ち直れるのだろうか」 10月2日、千葉地裁804号法廷。元社員の男性(22)が白い長袖Tシャツ姿で現れた。2024年10月に白井市と市川市で連続強盗事件を起こしたとして、強盗致傷や逮捕監禁などの罪に問われていた。裁判で明かされた別の顔 男性は事件の7カ月前、社長が経営する神奈川県の内装会社に入社した。社長の息子の知人で、内装業は未経験。すぐ辞める若い人はいるが、男性は時間を守り、ミスをしても素直に注意を聞いた。 社長はまじめな仕事ぶりを気に入り、「先頭に立つ人間になってほしい」と期待していた。強盗事件への関与を知って憤ったが、「根は悪いやつじゃない」「前を向かせてやりたい」と思った。 ただ、傍聴席で検察官の説明に耳を傾けると、気持ちが揺らいだ。 男性は高級車の代金などで700万円以上の借金を抱え、離婚した元妻の生活費や子どもの養育費に追われていた。交流サイト(SNS)で見つけた闇バイトに応募し、内容を知らずに白井市の現場に向かった。 指示役からスマートフォン越しに「ここに住んでいるやつは金を持ち逃げした」と言われ、実行役2人で住宅に侵入。70代と40代の母娘に殴るなどの暴行を加え、車や現金を奪った。 翌日には実行役3人で市川市の住宅に押し入った。男性は暴行をためらったが、共犯者らは住人の50代女性の顔を何度も殴り、あばら骨や顔の骨を折った。車で連れ去り、夜まで監禁した。 検察官は被害者の供述調書を読み上げた。「殺されるかもしれないと恐怖を感じ続けた。精神的にも身体的にもボロボロにされた」「人の心を持たない悪としか言いようがない」それでも信じた更生の道 社長は言葉を失った。…この記事は有料記事です。残り656文字(全文1473文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>