先日よりMicrosoftがWindows 11の次期機能アップデート「26H1」の開発を進めているという情報が流れています。26H1は、Snapdragon X2搭載のARMデバイス向けに限定展開される特別リリースである可能性が噂されているなか、Microsoftが26H1に初めて言及した痕跡が発見されたことがわかりました(Neowin)。今回個発見された痕跡は、Windows 10の更新プログラムKB5066791の「Known Issue Rollback」コードに含まれているものです。「SUPPORTED_Windows_11_0_26H1_Only」という記述が発見され、Microsoftが「26H1」に言及した初の公式情報だと注目されています。26H1が実現すれば、Windows 11で久々の「H1(前半期)」アップデートとなります。ただし対象は、Snapdragon X2搭載のCopilot+ PCなど、ARMベースの新世代デバイスになる可能性があり、一般的なPC向けの新機能(AI強化など)は、後半に登場する「26H2」で提供される見込みが強いようです。編集後記26H1の存在は、MicrosoftがARMアーキテクチャとAI機能を中心に据えた次世代Windowsへ向けた布石を打っていることを示しています。一般PCユーザーは各種新機能の追加を26H2まで待つ必要がありますが、Windows Insider Programを通じて先行体験する道も開かれています。