小中学校で不足する母語ボランティア ルーツ110カ国超の横浜市は

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朝日新聞連載インクルーシブ教育@japan 外国ルーツの子たち記事有料記事狩野浩平2025年11月5日 10時00分矢向小学校では、全く異なる国にルーツを持つ子ども同士が教え合う姿も見られた=2025年8月22日、横浜市鶴見区、狩野浩平撮影 8月下旬、横浜市鶴見区の市立矢向(やこう)小学校には、夏休み中にもかかわらず十数人の子どもたちが集まっていた。ネパール、中国、フィリピンとルーツは様々。教員やボランティアに教わりながら、夏休みの宿題をこなしていた。 3年前にネパールから来日したラマ・ダワ・プンチョクさん(6年)は、日本語の本を読み、あらすじや自分の感想を人に伝えるブックトークの課題に取り組んだ。 本のテーマは「平和」。広島や長崎の原爆被害を伝える本を選んで読んだが、「漢字が多くて大変。日本の戦争のこともあまり知らないし……」。友達にアドバイスをもらいながら、なんとか言葉を書き出していった。自らの意思で来日したわけではない子どもたち。本来勉強が得意でも、日本の環境で自信や意欲を失うことが多いといいます。専門家は学校全体が外国ルーツの子の存在を認め、安心できる教室を作ることが大切だと話します。 横浜市教育委員会によると、市内では日本語指導が必要な児童生徒が急増している。2022年は3297人だったが、25年は4605人と、約1.4倍に。そのルーツは計110カ国以上にのぼるという。子ども同士で通訳、日本人の子も英語で 外国ルーツの子が特に多いの…【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちらこの記事を書いた人狩野浩平東京社会部|教育担当専門・関心分野いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力連載インクルーシブ教育@japan 外国ルーツの子たち(全5回)この連載の一覧を見る関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月5日 (水)外国人政策で閣僚会議初会合自衛隊 クマ対策後方支援へ犯罪被害者支援 手帳導入へ11月4日 (火)北朝鮮に首脳会談呼びかけ「国立大は今後減る」53%王貞治さんらに文化勲章11月3日 (月)ドジャース、2連覇未解決殺人事件 4割建物消滅暖房器具の事故、5年で596件11月2日 (日)DNA型提出を複数回拒否自動車メーカー 展示さまざま山手線 丸くなって100年トップニューストップページへ「家族」に認められた喜び パートナーシップ「第1号」2人の10年5:00郵便局の不動産を局長が取得 日本郵便の説明と食い違う地主らの証言6:00内部告発疑い、福岡県が職員へ聞き取り 識者「保護法の趣旨反する」6:00「運転手が発作」兵庫・加古川の多重事故、死亡した男性の同乗者説明9:44フィリピン、台風で52人死亡 地震で被災のセブで洪水、ヘリ墜落も9:43ガールズバー「強制労働」容疑で店長ら再逮捕 管理支配下に置いたか5:00プーチン氏が栗原小巻さんに勲章 国際的な結束強調、ドイツ人らにも2:34