京成線「普通列車しか停まらない小駅」が激変へ “駅前まるごと再開発”ついに着工! 交通広場も新設

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2025.11.05乗りものニュース編集部tags: 京成, 京成押上線, 東京都, 鉄道, 駅居酒屋が多く集まり、「千円でべろべろに酔える」いわゆる「せんべろの街」として知られる立石が、大きく変貌します。新たな葛飾区役所も入る再開発ビルが着工 東京都葛飾区にある京成押上線の京成立石駅周辺で、再開発事業が本格化します。立石駅北口地区市街地再開発組合は2025年11月4日、再開発ビルの新築工事に着手したと発表しました。拡大画像京成の車両(画像:写真AC) 京成立石駅は現在、普通列車のみが停車し、「快速特急」や「アクセス特急」などの優等列車は全て通過しています。 事業は東京都が進める京成押上線の連続立体交差事業と併せて、区の中心部にふさわしい駅前拠点を整備するもの。参加組合員として東京建物、旭化成ホームズ、首都圏不燃建築公社が参画しています。 区域面積は約2.2ヘクタールで、西街区に住宅(710戸)や店舗で構成する高さ約125メートルの再開発ビル、東街区に新区役所などが入る高さ約75メートルの再開発ビルが建設予定。また、北口交通広場も新設される計画です。 西街区の再開発ビルの延床面積は、地上36階地下2階建て延べ約8万2170平方メートル、東街区は地上14階地下3階建て延べ約4万1490平方メートルです。 着工に先立ち、2025年10月29日に地鎮祭が開かれ、参加組合員のほか、施工者の鹿島・三井住友建設JVが参加し、工事の安全を祈願しました。再開発ビルは今後、2029年度の竣工を目指して工事が進められる予定となっています。 居酒屋が多く集まり、「千円でべろべろに酔える」いわゆる「せんべろの街」として知られる立石ですが、駅の高架化とあわせて、下町の情緒が色濃かった駅周辺が様変わりすることになりそうです。【画像】デカい!これが「立石駅北口再開発」完成イメージです