毎日新聞 2025/11/9 17:12(最終更新 11/9 17:12) 715文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷DNAの二重らせん発見60年で思い出を語るジェームズ・ワトソン氏=東京都内で、青野由利撮影 DNAの二重らせん構造を発見したことで知られる米国の分子生物学者、ジェームズ・ワトソン博士が6日、ニューヨーク州のホスピスで亡くなりました。97歳でした。20世紀の科学で最重要ともいわれるDNA構造の発見を成し遂げたワトソン博士は、研究以外でもさまざまな注目を集めました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ワトソン博士とDNAの二重らせん構造」について解説します。Q DNAの二重らせんってどんなものなの?A DNAは「デオキシリボ核酸」が正式名称で、生き物の体の設計図となる遺伝情報を保持している物質です。DNAの二重らせんは、はしごのような形をしていて、そのはしごがねじれている構造です。AdvertisementQ ワトソン博士はどうやってDNAの構造を発見したの?A 英ケンブリッジ大学でフランシス・クリック博士と一緒に、エックス線を使った解析などを進め、1953年にDNAの二重らせん構造を発見しました。62年にはノーベル生理学・医学賞を受賞しました。Q ヒトゲノム計画にも関わったんだってね。A はい、人間の全ての遺伝情報(ゲノム)を解読する国際的なプロジェクト「ヒトゲノム計画」の中心人物です。ワトソン博士は米国立ヒトゲノム研究センターの初代所長も務めました。Q ワトソン博士は研究以外でも有名だったの?A ノーベル賞受賞後に発表した「二重らせん」という本では、DNAの構造解明だけでなく、研究者同士の人間関係も赤裸々につづり、話題になりました。2007年には「黒人は知性で白人より劣る」と発言し、人種差別的だと厳しく批判されました。14年には大学への寄付のためにノーベル賞のメダルをオークションに出品したこともありました。あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>