両陛下、全国豊かな海づくり大会に出席しおことば 三重

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中田絢子2025年11月9日 17時50分パレードする漁船に手を振る天皇、皇后両陛下=2025年11月9日、三重県南伊勢町、代表撮影 天皇、皇后両陛下は9日、三重県志摩市の阿児アリーナで、「第44回全国豊かな海づくり大会」の式典に出席した。 あいさつした天皇陛下は、幼少期に三重県で見た、海女や真珠の加工、青い海を船が行き交う風景は「海と共に暮らす人々の日常を感じさせるものでした」と振り返り、近年は気候変動の影響などで「漁業関係者の皆さんにはご苦労も多いことと思います」と気遣った。その上で、今大会を契機として「海や漁業への人々の理解と関心が更に深まり、豊かな海づくりの輪が大きく広がっていくこと」を願った。 大会の作文コンクールで最優秀に選ばれたのは、三重県鳥羽市の答志島で家業のノリ屋を手伝う中学3年生、川原瑠心(るこ)さん。ノリの色落ちに見舞われるなど自然相手に仕事をする両親の苦労、そして喜びを間近で見てきた川原さんが「大好きな答志の海を守るために、私は、先の見えない自然とこれからも向き合っていきたい」との作文を読み上げると、両陛下は笑顔で拍手を送った。 式典後、両陛下は南伊勢町の宿田曽漁港に向かい、漁船のパレードを観覧。その後、イセエビとマダイを放流した。漁港岸壁では、県立水産高校の実習船「しろちどり」を視察し、翌10日から航海実習に出るという生徒らと交流した。皇后さまは「実習はつらいこともあると思いますが頑張ってください」と励ましていた。【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちらこの記事を書いた人中田絢子東京社会部|宮内庁担当キャップ専門・関心分野皇室、憲法、平和、政治、運輸こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月9日 (日)物価高対策に「おこめ券」外観要件、高裁が「違憲」クマ出没、秋の観光に打撃11月8日 (土)「置き配」を標準サービスに首相「存立危機事態なりうる」生活保護費改定やり直し検討11月7日 (金)12歳が「人身取引」被害か警察がライフルでクマ駆除へ日産が本社ビル売却11月6日 (木)米NY市長選 マムダニ氏が当確国のコロナ補助金 過大交付日経平均株価 一時5万円割れトップニューストップページへ立花容疑者の逮捕受け、元県議の妻が会見 「今は、ほっとしている」17:48NHK党の立花孝志容疑者を逮捕 兵庫県警、元県議への名誉毀損容疑15:19ブラジル南部で竜巻、6人死亡 時速250キロ超、「前例ない惨事」16:20「パートのおばちゃん」がくれたもの 夢追ってバイト辞める19歳へ16:00耳が聞こえない夫婦の居酒屋が25周年 「垣根のなさ」は夢だった12:00「一日葬」請求額220万円 28万円のはずが…遺族「許せない」15:00