毎日新聞 2025/11/10 07:45(最終更新 11/10 07:45) 1124文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷広島県が運営を支援する「こいのわ出会いサポートセンター」のウェブサイト 広島県内の独身男女を対象とした結婚意識に関する県の調査で、結婚希望を持つ若者は多いが、その希望を実現できると思う人は半数にとどまることが判明した。現代に生きる若者の結婚や恋愛観とは――。 県が少子化の要因の一つである未婚化の背景に迫ろうと、6月23日から9月5日に県内在住の20歳から39歳の独身男女1000人にウェブアンケートをし、その結果を踏まえて10人に個別インタビューした。Advertisement 調査では、結婚願望のある人は70・7%で、年齢が上がるにつれ減少する傾向にあった。このうち交際相手がいない人は58・8%。さらに結婚に向けた相手を見つけるための行動をしていない人はそのうち73・8%だった。 最も大きいと感じる結婚のハードルに「出会いの場所や機会がない」を選んだ人が最多で、回答者全体(1000人)の17・1%だった。このうち「結婚の意向はあるが、交際相手はなく行動もしていない」という307人中、この回答を選んだ人は34・3%と2倍だった。 出会いがないと感じる理由は「相手に積極的なアプローチをすることが得意でないから」(21・0%)が最多。「仕事や勉強に忙しく、出会いの場に行く時間がない」(13・6%)▽「社会人には学生時代の部活やサークルのような場所がない」(9・1%)▽「自分に自信がない」(8・7%)――が続いた。 30歳女性はインタビューで「普通に働いていたら会社の人としか関わらない。一人では出会いの場所に行くこともない」とコメント。30歳男性は「テレビやSNS(ネット交流サイト)が伝える結婚相手の条件を見ると、年収や外見、性格が完璧でないと結婚は無理と感じる。自分には難しい」と打ち明けていた。 結婚に向けた行動として、男女ともにマッチングアプリの利用が52・4%と最も多く、友人知人の紹介(42・5%)、同窓会や飲み会への参加(28・5%)が続いた。23歳の男性はアプリを選ぶ理由に「趣味などが合わせやすい」と回答した。 県に求めるサポートには、結婚時の祝儀金や髪形や服などを助言してもらうサービスのほか、「自分に合った恋愛の仕方を教えてほしい」といった要望があった。 出会いのなさを嘆く若者の結婚・恋愛観について湯崎英彦知事は取材に「全国的な問題だと思うが、心ときめく人は(周囲に)いるでしょう」と一言。 県は結婚を希望する男女向けに「ひろしま出会いサポートセンター」を14年に設置、21年に民間委託し、名称変更された「こいのわ出会いサポートセンター」の運営を支援している。湯崎知事は「イベントだけでは婚姻率は変化しない。出会いについては、そもそも(イベントに)来てもらわないといけない」と難しさを指摘した。【川原聖史】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>