毎日新聞 2025/11/15 18:00(最終更新 11/15 18:00) 有料記事 2248文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷参院予算委員会で共産党・小池晃書記局長の質問に答弁する高市早苗首相=国会内で13日午後2時36分、平田明浩撮影 中国の薛剣(せつけん)・駐大阪総領事がX(ツイッター)で、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に対して「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇(ちゅうちょ)もなく斬ってやるしかない」と投稿した問題が波紋を広げている。 日本政府が強く抗議したのに対して、中国政府は「駐日外交官の個人的な投稿」と主張。逆に高市氏の答弁の撤回を求めている。 日中の応酬が続く中、与党から要求が上がっているのが、総領事への「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物=PNG)」の措置だ。日本では聞き慣れないPNGとは――。(2022年10月の記事を再掲します)「命のビザ」背景にPNGも PNGはラテン語の外交用語。外交官の受け入れ国は派遣国に対し、理由を告げることなく、滞在を拒否することができる。 PNGに指定された外交官は、そのままだと身体の不可侵などの外交官特権が失われ、逮捕などの危険があるため、派遣国はただちに帰還させるのが一般的で「外交官に対する制裁としては最も重い措置の一つ」(外務省幹部)だ。外交関係と領事関係についての多国間条約で規定されている。 PNG指定を受けた最も有名な日本人外交官は、第二次世界大戦下、ナチス・ドイツの迫害から逃れようとしたユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉原千畝(ちうね)氏だ。 ロシア語が堪能で、ロシアと権益を争っていた旧満州での勤務経験がある。モスクワへの赴任を予定していた杉原氏だったが、受け入れ国のソ連(当時)はPNGに指定し入国を拒否した。 その後、杉原氏が赴任したのが、独ソがにらみ合う北欧リトアニア。そこで逃げてきたユダヤ人に対してビザを発給した。日本によるPNG指定は4件 外務省によると、戦後初めて日本人外交官がPNG指定を受けたのは20…この記事は有料記事です。残り1504文字(全文2248文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>