毎日新聞 2025/11/15 07:45(最終更新 11/15 07:45) 737文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「足跡追及」に挑戦するトイプードル=山梨県北杜市で2025年11月7日、杉本修作撮影 果樹盗難の警戒や行方不明者の捜索などのため、山梨県警が毎年採用している「嘱託警察犬」の審査会に、トイプードルなどの小型犬4頭が初めて挑戦した。他県警では小さい体を生かし、小型犬が活躍している例もあり、山梨県警も期待を寄せる。 警察犬は、各都道府県警が飼育する「直轄警察犬」と、審査を通過した犬を警察が委嘱する「嘱託警察犬」がある。これまで山梨県警で審査を受けたのはシェパードなど、日本警察犬協会が定める指定犬種だけで、指定犬種以外の挑戦は初となる。Advertisement 審査を受けたのは、トイプードル2頭、トイマンチェスターテリア、ビーグル各1頭。7日に北杜市で開かれた審査会では、シェパード、ラブラドールレトリバーなどの大型犬がひしめくなか、飼い主に抱かれて会場入り。人の足跡に残る匂いをたどり、その人の匂いが付着した布を探し当てる「足跡追及」などの実技をこなした。審査を前に少し緊張するトイマンチェスターテリア=山梨県北杜市で2025年11月7日、杉本修作撮影 ビーグル「マルコ」の指導手、甲州市の望月利彦さん(65)は「元は猟犬で持っている能力は高い。大型犬が入れない建物の中にも入れる」と評する。 小型犬がすでに活躍している茨城県では、2016年に嘱託警察犬に採用されたトイプードルの「アンズ」が力を発揮。今年4月にも、自宅からいなくなった日立市の90代男性の発見に貢献したとして警察署長から表彰を受けた。アンズの指導手の鈴木博房さん(75)は「認知症の方の家族には、周囲に行方不明の事実を知られたくない人が多い。制服警官と大型犬が物々しく捜索するのではなく、アンズと私服姿の警官が捜索に当たることで、そうした不安に応えられる」。 山梨県警鑑識課の田口優治次席は「小型犬の特性を生かし、これまでにない活用ができるかもしれない」と期待する。審査結果は12月に発表される。【杉本修作】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>