毎日新聞 2025/11/16 11:00(最終更新 11/16 11:00) 有料記事 1776文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷耐震工事が必要となった国登録文化財でもあるパリー食堂=埼玉県秩父市で2025年10月28日、加藤潔撮影 耐震工事費4000万円――。 埼玉県秩父市で約100年続く老舗食堂の3代目は業者から示された見積もりに店を畳むことも覚悟した。 孫の勧めで始めたのがSNS(交流サイト)。アカウント名「崩壊寸前の食堂を守りたい82歳」から発したSOSの行方は。昭和レトロの店に迫る危機 昭和レトロな雰囲気を残す店は、木造モルタル2階建ての「パリー食堂」。1927年(昭和2年)創業で、2004年に国の登録有形文化財に指定された。 現在、3代目の川辺義友さんと孫で4代目の晃希さん(30)ら家族で切り盛りしている。 昭和歌謡が流れる店内では、看板メニューの「オムライスセット」や「カツカレーセット」、自家製チャーシューを使ったラーメン、「昔ながらのプリン」など多彩な料理が楽しめる。地域貢献活動として「こども食堂」も運営するなど地域住民や観光客から愛されている。 しかし、建物は老朽化し、外壁のひび割れや建物の傾きも進行。2、3年前に市が実施した耐震診断では「大地震で倒壊の恐れあり」と判定された。 市から紹介された業者の見積もりでは、耐震工事に4000万円かかるという。 苦しい経営状況をどう乗り切るか。 頼ったのが、SNSだった。…この記事は有料記事です。残り1268文字(全文1776文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>