毎日新聞 2025/11/16 10:15(最終更新 11/16 10:15) 有料記事 1211文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷絵本「ひぐま」の表紙=ブロンズ新社提供 北海道旭川市の旭山動物園で25年間飼育員を務め、現在は絵本作家として活躍するあべ弘士さん(77)=旭川市在住=の新刊「ひぐま」が今秋発売された。冬眠する親子の物語を軸に、ヒグマの生態を描いた1冊。季節ごとに移り変わる北海道の大自然や、愛くるしい子グマの姿も見どころとなっている。 物語は山々が紅葉する秋に始まる。冬眠を始めた1頭の母グマが穴蔵の中で出産し、2頭の赤ちゃんと春を迎えるまでを描く。 「ヒグマの生き方や生活はあまり知られていないんですよ」。今回の制作動機について、あべさんはそう話す。 あべさんによると、母グマの体重は250~300キロ程度。12月中旬になると巣穴で大抵2~3頭を産む。赤ちゃんの体重はわずか約500グラム。冬の間、母グマは一切飲まず食わずで過ごし、排便・排尿もしない。小さな子グマにお乳を与え続け、翌年5月ごろには5キロ程度の大きさにまで育て上げる。 「その事実がとてもすてきで面白い」。今年はクマが市街地に出没するニュースが相次ぐが、そうした事象を意識したわけではないという。 だが、…この記事は有料記事です。残り752文字(全文1211文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>