毎日新聞 2025/11/16 07:30(最終更新 11/16 07:30) 有料記事 5020文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷広瀬章人九段 B級1組順位戦▲広瀬章人九段(対局時3勝1敗)―△菅井竜也八段(同2勝3敗)は、広瀬九段は機敏な端歩攻めから桂得に成功し、菅井八段が「ぼろ負けになった」と覚悟する展開に。終盤は「攻めても勝てそう」という気持ちを抑えた広瀬九段が慎重に進めて逃げ切り、A級昇級を射程内に入れた。加藤まどかさんは初めてチェスクロック式の対局の盤側に座った驚きを交え、観戦記をまとめた。第1譜(1―18)▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩1 △5四歩1▲2五歩1 △5二飛1 ▲4八銀1 △5五歩1▲6八玉1 △3三角1 ▲3六歩1 △4二銀1▲3七銀1 △5三銀1 ▲4六銀1 △4四銀1▲7八銀1 △6二銀3(第1図)(持ち時間各6時間 消費▲8分△10分)イレギュラーな状況 A級4回戦の前に、B級1組6回戦より広瀬章人九段―菅井竜也八段戦の一局を紹介する。 5回戦終了時点でトップは4―1の服部慎一郎七段、伊藤匠叡王の昇級組。3―1で大橋貴洸七段、広瀬が続く。 本局は名古屋対局場で、稲葉陽八段―青嶋未来七段戦も行われる。朝、本日の記録係をする2人の奨励会員がどの対局を取るか協議していた。どちらも対抗形かな、稲葉戦なら相居飛車があるかも、2局とも相穴熊の“4穴熊”になりそうだ、と予想を交えて話し合い。相居飛車が見たいなあ、と渋江朔矢三段が稲葉戦を、寺沢橙吾5級が元々希望していた本局を担当することで落ち着いた。 午前9時半、菅井と稲葉の同門組が仲良く対局室に入ってきた(と記すと菅井から全然仲良くありませんと突っ込まれそうだ)。A級は全局観戦記があるが、B級1組以下はまれ。席に着いた菅井に観戦記が付くことを伝えると、意に介していない様子で軽くうなずいた。間もなくやって来た広瀬は珍しい人がいるぞ、という顔でこちらを見ていた。共同主催の朝日新聞でも観戦記が付き、記者が2人いる光景がさながらA級のようだったからだろうか、広瀬にも伝えるとイレギュラーな状況を楽しむようにくすっと笑っていた。第2譜(19―3…この記事は有料記事です。残り4184文字(全文5020文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>