立花孝志容疑者を送検 死亡した元兵庫県議の名誉傷つけた疑い

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根本快 武井風花2025年11月10日 9時55分送検される立花孝志容疑者=2025年11月10日午前9時41分、神戸市中央区、大山貴世撮影 兵庫県の内部告発文書問題にからみ、自死した元県議に関するデマを拡散して名誉を傷つけたなどとして、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された事件で、県警は10日午前、立花容疑者を送検した。 県警は捜査に支障が出るおそれがあるとして認否は明らかにしていないが、立花容疑者は、定例会見で「名誉毀損したことは争わないが、十分、違法性が阻却されるだけの根拠をもって発言している」などと述べていた。 捜査2課によると、立花容疑者は昨年12月13~14日、自らが立候補した大阪府泉大津市長選の街頭演説で、竹内英明・元県議(当時50)について「何も言わずに去っていった竹内議員は、めっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのはたぶん間違いない」などと発言し、竹内氏の名誉を毀損した疑いがある。 また、竹内氏が亡くなった後の今年1月19~20日には「昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」「どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと虚偽の情報を自身のSNSに投稿するなどして、竹内氏の名誉を毀損した疑いがある。 竹内氏は内部告発文書の真偽を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務めていた。昨年11月に議員辞職し、今年1月18日に自死した。 竹内氏の妻(50)が立花容疑者を同容疑で県警に刑事告訴し、今年6月に受理されていた。【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちらこの記事を書いた人根本快神戸総局|事件・司法担当専門・関心分野事件、政治資金兵庫県の内部告発文書問題2024年3月、兵庫県の斎藤元彦知事らがパワハラ疑惑などを内部告発されました。告発への知事の対応をめぐって県議会と対立しましたが、出直し選挙では斎藤知事が再選を果たしました。最新ニュースをお伝えします。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月10日 (月)NHK党の立花容疑者を逮捕葬儀料金めぐるトラブル多発4人の遺族 米オープンAI提訴11月9日 (日)物価高対策に「おこめ券」外観要件、高裁が「違憲」クマ出没、秋の観光に打撃11月8日 (土)「置き配」を標準サービスに首相「存立危機事態なりうる」生活保護費改定やり直し検討11月7日 (金)12歳が「人身取引」被害か警察がライフルでクマ駆除へ日産が本社ビル売却トップニューストップページへ立花孝志容疑者を送検 死亡した元兵庫県議の名誉傷つけた疑い9:55【更新中】議員定数削減は「容易に実現する目標ではない」 高市首相9:50参政党29歳トップ当選 東京・葛飾区議選「日本人ファースト」主張5:11野球賭博罪でメジャー2投手起訴 試合で投球操作し見返りか 米当局9:08医師めざす女性を悩ます「義務」 結婚しても県外に出られない理由は7:00ハリー杉山さん、ヒーローだった父が認知症に 引き継いだ腕時計8:00