毎日新聞 2025/11/10 10:15(最終更新 11/10 10:15) 585文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷近くで一緒に水に浮かぶカイツブリの幼鳥たち=草津市下物町の琵琶湖博物館で2025年10月31日午後3時5分、礒野健一撮影 琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)が、県レッドデータブックで希少種に指定されている県の鳥「カイツブリ」の卵を人工的に孵化(ふか)させて育てることに成功し、幼鳥3羽を展示している。縄張り意識が強いカイツブリは、成鳥になると雌雄のペア以外では同居が難しく、仲良く水に浮かぶ幼鳥期だけの珍しい姿が人気を集めている。 同館ではこれまで、カイツブリの親鳥が子育てする様子を展示することはあったが、孵化から完全に人の手によって育てるのは初めて。今年8月に、井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)から譲り受けた有精卵3個を孵化させ、バックヤードで飼育してきた。孵化直後は体長約4センチ、体重約7グラムだったが、生後2カ月を過ぎ、体長約26センチ、体重約160~190グラムと成鳥に近い大きさまで育ったことから、10月29日に水族展示室に3羽を移し、ユリカモメなど他の水鳥がいる環境で展示を始めた。Advertisement 3羽は頭と首の白いしま模様や、くちばしの色の薄さなど幼鳥の特徴を残しながら、それぞれ羽繕いをしたり水に潜って餌を取ったりし、時には並んで泳いだりもしている。担当する松岡由子主任学芸員は「来春には夏羽に生え変わり、くちばしも黒く濃くなって体も成熟する。その頃から縄張り意識が強まるので、仲良く一緒にいるのは2月末ごろまで。期間限定のかわいらしい姿を見に来てほしい」と話している。【礒野健一】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>