捨てたリチウムイオン電池でごみ施設火災 処理外部委託に4億円

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朝日新聞記事有料記事角津栄一2025年11月14日 18時00分仮置き場に保管されている不燃ごみ=神奈川県藤沢市 リチウムイオン電池を内蔵した製品が出火元と見られる火災の影響で、神奈川県藤沢市のごみ処理施設が約2カ月間稼働停止している。本格復旧は来年6月ごろの見通しで、ごみの仮置き場が逼迫(ひっぱく)し始めている。市は他自治体や民間事業者へごみ処理の委託を始め、今月に入り委託費用など緊急対応のため約3億9800万円を補正予算に計上した。 市によると、9月4日未明、不燃ごみと大型ごみを処理するリサイクルプラザ藤沢で出火した。火災の影響で施設はごみ処理ができなくなり、市はごみ排出を抑制するよう市民に呼びかけているが、最終処分場跡地の仮置き場は受け入れ容量の限界に達しつつある。 市は10月から茅ケ崎市、11月から秦野市と伊勢原市に処理の委託を始めた。別の自治体や複数の民間事業者とも委託に向けて調整中だ。不燃ごみで捨てないで 調査の結果、ごみに混入していたリチウムイオン電池内蔵の製品が、何らかの原因で出火したと見られている。当時は業務時間外で施設に職員がおらず、詳しい出火状況は不明だという。 復旧に向けたスケジュールについて市は、不燃ごみの処理は来年1月、大型ごみは来年6月を予定している。建物の復旧見通しは調査中。 リチウムイオン電池は、どのように捨てればいいのか。 市は、電池類は「特定処理品…【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能に11月13日 (木)捜査情報漏らしたか 警官逮捕斎藤元彦・兵庫知事を不起訴知床の遊覧船沈没、無罪主張11月12日 (水)殺傷力ある武器、輸出拡大へ俳優の仲代達矢さん死去 92歳Suicaのペンギンが「卒業」へ11月11日 (火)議員定数削減、自維で温度差米政府機関の閉鎖、解除へ減る東京の農地 都が支援に力トップニューストップページへ立花孝志容疑者、罪認めて謝罪し示談進める方針 弁護人が動画で公表16:40ニデック、800億円超の損失や債務を計上 相次ぐ不適切会計問題で17:40高市首相「15年前の服も出して…」 閣僚給与削減で脱線気味の論戦16:00ナシを食らうクマ、サーモン大量死 恐怖に直面する命がけの生産現場14:00大谷翔平の二刀流はとまらない バリー・ボンズ超えを阻む唯一の敵16:30ハマれば10キロ減量、バズれば大統領 ショート動画は救いか災いか11:00