毎日新聞 2025/11/11 16:00(最終更新 11/11 16:00) 有料記事 1388文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷クラフティア(旧九電工)でのインターンシップに参加するインド人の学生たち=福岡市中央区で2025年10月17日午後4時3分、久野洋撮影 インドで工科系の大学を出た学生たちをエンジニアとして採用する日本企業が増えている。日印両政府も8月に5年間で50万人規模の人材交流を進める協定を結んでおり、首都圏や関西のみならず、地方企業や中小企業もインド人材の採用を模索している。 インド人学生の就職状況に詳しい亜細亜大・アジア研究所の九門大士(くもんたかし)教授に、インド学生の就職状況や採用にあたっての課題を聞いた。【聞き手・久野洋】 【関連記事】 ・地方企業も熱視線、「金の卵」の実像とは? ・「日本は選ばれる」福岡のインド総領事が見る未来 ――インドの工科系学生の就職事情を教えてください。 ◆インドでは毎年150万人規模の工科系学生が卒業しており、就職の競争が非常に激しい。米国などのグローバル企業やインド国内に集積が進むIT大手を目指す学生も多いが、こうした企業に入れるのは一握りだ。 年収1000万円以上で採用される学生がいる一方で、現地でのヒアリングによると年収80万~100万円ほどのエンジニアも広く見られ、学生の就職先や給与の格差が大きい。 ――インド人の学生の特徴はありますか。 ◆インドの学生の傾向は、仕事にスピード感がある。自身の目指すキャリア像を明確に持ち、それに向けて経験を積む意識を持つ学生が多い。より実務的なインターンシップに積極的で、即戦力としての能力が高い印象だ。 ただ、インドの大学のレベルはさまざまで、大学間や個人間で能力のばらつきが大きい。採用の際は自社が求めるスキルに合っているか丁寧に見極める必要がある。 ――インドでは日本企業への関心も高いと聞きます。 ◆就職難のインドでは日本の中小企業や地方企業の給与水準でもエンジニアの応募が殺到する事例も見られる。インドの学生はインド国内や英語圏での就職を第一に考えがちだが、暮らしやすさや治安の良さ、アニメなどの日本文化にひかれる学生が一定数おり、そうした面では中国や韓国企業と比べて採用競争に優位性がある。 ただ、職場での英語運用や報酬水準では中国・韓国の一部企業が有利な場合も…この記事は有料記事です。残り525文字(全文1388文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>