帰ってきた“ファイター”豊島九段 感想戦まで隙なし A級順位戦観戦記

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毎日新聞 2025/11/9 07:30(最終更新 11/9 07:30) 有料記事 4613文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷A級順位戦3回戦で増田康宏八段から今期2勝目を挙げた豊島将之九段=名古屋市中村区の名古屋将棋対局場で2025年9月24日、丸山進撮影 A級順位戦3回戦、▲豊島将之九段―△増田康宏八段(いずれも対局時1勝1敗)は、前例の少ない相右玉から、難解な戦いとなった。豊島九段が隙(すき)のない指し回しで、「どこでミスしたか分からない」手順で応じた増田八段を抑え込んだ。感想戦でもファイターぶりを見せた豊島九段に、観戦記を執筆した加藤まどかさんは「負けず嫌いが仕掛けた挑発に、負けず嫌いが買って出た」と評した。第1譜(1―15)▲2六歩  △8四歩  ▲2五歩  △3二金▲7六歩  △8五歩  ▲7七角  △3四歩▲6八銀  △7七角成 ▲同 銀  △2二銀▲1六歩  △9四歩7 ▲1五歩(第1図)(持ち時間各6時間 消費▲0分△7分)カーディガン対局 A級の名古屋対局は、1月に行われた前期7回戦の豊島将之九段―増田康宏八段戦以来8カ月ぶり。今期は関東所属8人、関西所属2人のため、東京対局が多い。今期A級の名古屋対局は本局を含め4局の予定だ。 対局20分ほど前、豊島が膨らんだカバンとサブバッグを持って対局場に姿を見せた。新大阪―名古屋間は約50分で当日入りでも余裕だが、前泊が義務付けられている。宿に荷物を置いておけるのに多いなと思っていると、サブバッグからカーディガンを取り出した。暑くとももう9月。ひょんなことから秋を感じた。 豊島はコロナウイルスに感染したため、9月18日の竜王戦2組昇級者決定戦が不戦敗となった。本局は6日後の24日。病み上がりの一局となる。前髪が逆立っているほかは顔色もよく、普段と変わらない様子で安心した。局後に尋ねると、症状はひどくならず、当日の不調もなかったとのことだった。…この記事は有料記事です。残り3927文字(全文4613文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>