藤原章生の不思議なムトゥワ藤原章生速報毎日新聞 2025/11/9 13:00(最終更新 11/9 13:00) 有料記事 2977文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷居住地を追われる人生だったムトゥワが晩年の10年を過ごしたのはアカシアの木が広がるサバンナだった 今世紀に入るころから妙な写真が撮れたり、イラクやハイチで出くわしたシャーマン的な人々にあれこれ教わったりする中で私は変わった。 それまで、こうした現象を全否定していた私は、信じる人、信じない人の間にあたる、不可知論者になった。説明不能なことを頭ごなしに否定せず、わからないという立場だ。 クレド・ムトゥワ(1921~2020年)の弟子レブ(50)は、私自身の変化が「ムトゥワのパズルを解いたことだ」と言う。だから、ムトゥワとの面談記憶を消され25年がすぎて、ようやく私はムトゥワの元に戻ってきたと。「神が課したバズルの次」 かつての私なら、そんな言葉を真に受けなかった。「そりゃ、面白いや」と笑い話にして聞き流しただろう。ところが、いまの私はそこに質問を重ねる。 「仮にパズルを解いたとして、それは何を意味するのか」。レブは間髪を入れずこう言った。「あなたは年を取り、パズルの次のステージ(段階)に入ったのです」 ムトゥワに会ったかもしれない98年、私は37歳で、いまは64歳だ。確かに年は重ねた。では、次のステージとは何か。なぜムトゥワはそれを私に課すのか。 「いや、それはムトゥワが課したのではなく、神、大きな存在があなたに課したのです」 えっと思う。神についても私は不可知論者だ。実際に見たことがないし、写真に撮ったわけでもない。せいぜい「サンタクロースがいたらいいなあ」と子供が思う程度だ。 西アフリカのギニアビサウからギニアへの山越えで草地に倒れ込んだとき、満天の星が目に飛び込んできて「誰かが自分を見ている」と感じたことはある。が、それも物証はない。疲労時の錯覚と言われればそれまでだ…この記事は有料記事です。残り2278文字(全文2977文字)【前の記事】周囲で起こる変なこと アフリカ、中南米で写真に入った怪しい光関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>