2025.11.09乗りものニュース編集部tags: DC-3, ダグラス, 南極地域観測隊, 飛行機国立極地研究所が南極地域観測隊の先遣隊が南極大陸上に到着したと投稿しました。それに対し、このフライトで使用されたと見られる飛行機が、一部航空ファンのあいだで話題を呼んでいます。どういった機体なのでしょうか。 国立極地研究所の公式SNSアカウントは、日本時間11月2日20時半頃、南極地域観測隊の先遣隊が昭和基地から約20km東にある南極大陸上のS17滑走路に到着したと投稿しました。それに対し、このフライトで使用されたと見られる飛行機が、一部航空ファンのあいだで話題を呼んでいます。どういった機体なのでしょうか。国立極地研究所の公式SNSアカウント(同研究所公式Xより)。 このフライトに使用された飛行機は、ダグラス製プロペラ機「DC-3」を改修したバスター・ターボ・コンバージョン社の「BT-67」です。ベース機となったDC-3は1935年に初飛行した機体で、軍用バージョンの「C-47」を含めると1万6000機以上が生産された往年の大ヒット機。「BT-67」はDC-3のエンジンを換装し、コクピットのデジタル化や一部設計変更などを施した機体となります。 公式アカウントがBT-67をバックに先遣隊の集合写真が投稿されたところ、「原型機が飛んでから90年になる」「待て待て待て待て待て 背後に写ってる飛行機の時代が少しおかしいんじゃないのか?」「DC-3、まだ現役なのかよ…(どんだけ頑丈なんだコイツ)」「世界的に貴重なBT-67改修型DC-3!しかも極地仕様!」「改修型とはいえDC-3が未だ現役なのすごいな」といったコメントが寄せられています。【次ページ】【写真】これが「世界的に貴重なメチャ古飛行機」驚愕の全貌ですこの記事の画像をもっと見る(1枚)