毎日新聞 2025/11/13 14:00(最終更新 11/13 14:00) 1027文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「ラフ・ソング」プロジェクトを進めているシンガー・ソングライターのピコ太郎さん=エイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社提供 シンガー・ソングライターのピコ太郎さんが、小児がんと闘う子どもたちの声を集めた曲づくりを進めている。 「世界で一番ラフ=笑顔になるうた」を目指す、題して「ラフ・ソング」プロジェクトだ。 ピコ太郎さんは「集まった言葉、メロディー、鼻歌などを全部聞いて曲を作る」と意気込んでいる。 ピコ太郎さんは楽曲「PPAP」(ペンパイナッポーアッポーペン)のヒットで世界的に知られる。 小児がん患者を応援するようになったきっかけは、重い病気の子どもを支援するプロジェクトに関わり、7年前に出会った3歳の女の子「あいりちゃん」だった。Advertisement ホテルの一室で会ったあいりちゃんは、PPAPの歌詞や振り付けを全て覚えていた。 ピコ太郎さんに扮(ふん)して、一緒に跳びはねて歌って踊った。 カツラが脱げ、がん治療のために髪の抜けた頭が見えると恥ずかしそうにした。 次の治療が控えていたあいりちゃんに、ピコ太郎さんは「(体の中にいる)悪いやつを退治するのを頑張ってね」と励ました。 あいりちゃんはその年に亡くなったが、ピコ太郎さんは支援活動を続けている。 2020年からは、支援団体などが開催する小児がん治療のチャリティーライブ「LIVE EMPOWER CHILDREN」に毎年参加。24年には関東の小児がん拠点病院4カ所を訪問した。今後も入院中の子どもたちを訪ねる予定だ。 活動の意義について、ピコ太郎さんは「小児がんは見つかりにくく進行が速いが、治るものも増えている。ただ、本人だけでなく親の負担も大きく、楽しみがあることはすごく大事と感じている」と説明する。 ラフ・ソングプロジェクトは、26年の「PPAP」リリース10周年を記念したプロジェクトの一環。小児がんと向き合う子ども(0~18歳)ときょうだいを対象に「声」を募集する。歌や声、笑い声、言葉など内容は問わない。 「意味なんてなくていい。1万件くらい集めたい。集まったものは全て聞き、それを出汁(だし)にして曲にする。子どもにとって、一緒に作った作品がウケる感覚、承認される体験ほど成長になる」 ピコ太郎さんはそう語り、「何ができるかドキドキしている」と期待を寄せる。 応募は「LIVE EMPOWER CHILDREN」公式サイトの募集フォームから。11月末が締め切りで、楽曲は26年2月に完成させ、チャリティーライブなどで披露される予定だ。声の採用者にはピコ太郎さんの直筆サイン色紙がプレゼントされる。【本橋由紀】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>