広がる戦場と鍵を握る中国 識者が読み解くミャンマー内戦の裏側

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/11/12 17:01(最終更新 11/12 17:01) 有料記事 1680文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷銃を構え警戒態勢をとるGZAの兵士=GZA提供 ミャンマーは国軍による2021年2月のクーデター以降、反軍政武装勢力と国軍による事実上の内戦状態に陥っています。九州大比較社会文化研究院の長田紀之准教授に現状や今後の見通しについて話を聞きました。 <関連記事> 「Z世代」はなぜ武器を取ったのか?中国の介入と武装勢力の動き 鍵を握っているのは中国です。軍政と反軍政の少数民族武装勢力の間でバランスをとりながら、情勢をコントロールしようとしています。中国は国境を接する少数民族地域に物資や電力を供給しています。一方、軍政に対しては経済だけでなく政治や外交面でも強力にバックアップしています。 中国は軍政にテコ入れできる余地を残しておきたいため、少数民族武装勢力との関係を維持しています。軍政が中国の意向に従わなかった場合には、武装勢力をけしかけることで圧力をかけることができます。転換点「1027作戦」の実態 クーデター後の転換点は、一部の少数民族武装勢力が主導した23年10月からの「1027作戦」です。武装勢力側は24年末までに14カ所ある軍管区司令部のうち2カ所を制圧し、中国国境から第2の都市マンダレーを結ぶ、重要な貿易ルート沿いの町を次々と掌握しました。 作戦では、それまで立場を鮮明にしていなかった強力な軍事組織を持つ少数民族武装勢力が本格的に戦闘に参入しました。中国は…この記事は有料記事です。残り1114文字(全文1680文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>