CO2排出量、過去最多 1.5度目標の達成「あと4年で不可能に」

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毎日新聞 2025/11/13 16:17(最終更新 11/13 16:17) 591文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷世界の平均気温の推移(平年値からの差) 世界の化石燃料由来の二酸化炭素(CO2)排出量が今年過去最多を更新するとの見通しを、国際研究チーム「グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)」が13日発表した。前年比1・1%増の381億トンに上る。産業革命前と比べた気温上昇を1・5度に抑える国際目標の達成は「現状ではあと4年で不可能になる」と警告した。 ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に合わせ発表した。Advertisement 分析によると、脱炭素化の広がりで2015~24年の排出量の伸びは年平均0・3%と、05~14年の同1・9%より鈍化した。だが、世界最大の排出国・中国で0・4%増が見込まれるなど対策はなお不十分と指摘。アマゾンを含む熱帯林が気候変動や伐採の影響でCO2の吸収源から排出源に転じたことも排出量を押し上げているという。大気中のCO2濃度は425・7㏙(㏙は100万分の1)で、産業革命前の1・52倍に増えたと推計している。 1・5度目標の達成には今後のCO2排出量を累計1700億トン以内に収める必要がある。今年の排出量は化石燃料由来以外を含めると422億トンと見積もられ、このペースでは30年までにほぼ到達してしまう計算だ。 GCPに参加する英イーストアングリア大のコリンヌ・ル・ケレ教授は「世界の排出削減体制は依然として脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘している。【田中泰義】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>