毎日新聞 2025/11/12 07:15(最終更新 11/12 07:15) 917文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷男性を山道まで引き上げる消防隊員ら=神戸市須磨区の須磨浦山上遊園で、前田優菜撮影 秋の紅葉で登山も楽しい季節だが、兵庫県内では山岳遭難が年間120~130件発生している。そのうち約半数は都市近郊の登山スポット、六甲山系だ。六甲山系以外でも登りやすい低い山では遭難が発生しており、県警は明るいうちの下山や道がわかる登山用アプリの活用などを呼びかけている。【前田優菜】 県警によると県内の山岳遭難件数は2024年は137件。過去10年で最高で前年より17件増えた。うち六甲山系は60件▽県北部12件▽六甲山系以外の県南部65件となっている。Advertisement 遭難者数は155人で20年以降では21年(167人)に次ぐ多さだ。うち10人が亡くなり、1人が行方不明となっている。年代別では50~60代が46人で3割、70代以上が60人で約4割を占める。 遭難の形態は道迷いが61件と全体の件数の4割を占めた。その他は滑落24件▽転倒23件▽病気18件――など。県北部ではわなにかかったクマに襲われて高齢男性が骨折したケースもあった。 六甲山系の遭難者数は20年の57件から21年に73件に増え、22年は70件、23年は64件だった。県警によると、六甲山系は初心者用から上級者向けのコースまで用意されており、登山者も多いため遭難者が多いという。こうした傾向は六甲山系以外の低山でもうかがわれ、標高350メートル程度の伊勢山(姫路市)などでも今年に入って複数回、遭難者が出ているという。 六甲山系の山岳救助にあたる神戸市消防局は10月17日、六甲山系の西端にある須磨浦山上遊園(同市須磨区)で県警と救助訓練を実施した。 登山中の男性が谷底に転落し右足を骨折したと想定。ドローンで滑落場所を特定し、消防隊員がロープを使って斜面を下り、男性を担架に乗せて山道まで引き上げた。その後、開けた場所まで移動し消防ヘリコプターでつり上げ搬送した。 市消防局によると、六甲山系では新型コロナウイルス禍で山岳救助案件が増えたといい、アウトドアブームで登山者が増えたことも要因として考えられるという。訓練に参加した須磨消防署の田中幹人さん(51)は「六甲山系には登りやすいと軽装で来て迷われる方も多い。道を把握できる携帯アプリなど準備をして」と呼びかけている。あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>