毎日新聞 2025/11/11 08:15(最終更新 11/11 08:15) 870文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷14階の高さから市内を眺望できるラウンジ=北九州市小倉北区で2025年10月10日午前10時、橋本勝利撮影写真一覧 地図情報大手「ゼンリン」(北九州市戸畑区)の博物館「ゼンリンミュージアム」(小倉北区)内のラウンジが人気だ。高層階からの眺望に加え、展示に連動したサービスで来場者を迎える。折しも今秋、同館所蔵の「伊能忠敬測量図(実測輿地(よち)図)」も国の重要文化財に指定された。担当者は「ゆっくりと地図を楽しみつつ、絶景も楽しんでもらえれば」と話している。 ミュージアム利用者向けの休憩スペースとして館内に併設するラウンジ「Ligare(リガーレ)」。ラテン語で「結ぶ」を意味する。地図を介して来館者とつながりを生む願いが込められる。コーヒーが300円、ソフトドリンクが150円(いずれも税込み、セルフサービス)とリーズナブルな価格設定が喜ばれている。Advertisement ラウンジのある高さ14階からは、快晴時に対岸の山口県下関市の南風泊(はえどまり)漁港や蓋井(ふたおい)島、右手奥に関門橋を確認することができる。眼下には新幹線が行き交い、日本製鉄九州製鉄所の工場群が広がる。遠方から鉄道愛好家や工場マニアなども訪れるという。ラウンジでは企画展と連動した菓子を販売=北九州市小倉北区で2025年10月10日午前10時10分、橋本勝利撮影写真一覧 企画展と連動し、現地でしか手に入らない希少な菓子販売も人気だ。今回は香川から取り寄せたクッキーを扱っているほか、学芸員が選んだ企画展関連の絵本や書籍も紹介。担当の江藤芳(かおり)さんは「地図と絶景を見比べながら、くつろいでもらいたい」と話す。 同館によると、伊能忠敬(1745~1818年)の測量に基づき製作された測量図は、9月26日付の官報で重文指定が掲載されたばかり。ミュージアムの佐藤渉館長は「後世に引き継がないといけない責任を感じている。展示は複製図だが、多くの人に見てもらえれば」と来場を呼びかけている。伊能忠敬ゆかりの5人の企画展も 重文指定に関連し、同館では現在、伊能とゆかりのある江戸時代の5人に焦点を当てた企画展「知っていますか? 国が認めた地図製作者たち」を開催。石黒信由、間宮林蔵、近藤重蔵、久米通賢、長久保赤水が手がけた「蝦夷(えぞ)地絵図」など貴重な複製資料20点を展示している。12月26日まで。【橋本勝利】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>