「子どもの性的消費許さぬ」12歳が人身取引被害 フランスの視点は

Wait 5 sec.

朝日新聞記事有料記事大貫聡子2025年11月15日 16時00分子ども家庭福祉研究者の安發明子さん=2023年8月2日、熊本市中央区、大貫聡子撮影 東京の「マッサージ店」で性的サービスを強いられていたとして、タイ国籍の12歳の少女が人身取引の被害者として保護された事件。33日間で約60人の客が少女に相手をさせていたと報じられています。「少女を置き去り」「(店と母親側で)売り上げを折半」など母親を問題視する報道が過熱していますが、フランスで子ども家庭福祉を研究する安發(あわ)明子さんは「批判されるべきは誰なのか」と疑問を投げかけます。     ◇――事件をどう見ますか。 母親が店に少女を置き去りにしても、店が少女を雇わずに支援につなげば、60人の客がサービスを受けることを断れば、少女は守られた。少女は被害に遭わずに済んだはずです。実際に少女に加害行為をおこなったのは母親ではなく、店と客です。周囲の大人がなぜ少女を守る行動をせず、搾取し続けたのかを問うべきだと思います。――安發さんは日本で自治体職員として生活保護を担当し、2011年からパリを拠点に、社会福祉政策を研究しています。日本とどう違うのでしょうか。 フランスの社会福祉の基本と…【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこの記事を書いた人大貫聡子くらし報道部専門・関心分野ジェンダーと司法、韓国、マイノリティー関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月15日 (土)日中、非難の応酬デフリンピックきょう開幕大谷翔平 4度目のMVP11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能に11月13日 (木)捜査情報漏らしたか 警官逮捕斎藤元彦・兵庫知事を不起訴知床の遊覧船沈没、無罪主張11月12日 (水)殺傷力ある武器、輸出拡大へ俳優の仲代達矢さん死去 92歳Suicaのペンギンが「卒業」へトップニューストップページへ官房長官「日中首脳間の確認と相いれない」 中国の渡航自粛呼びかけ14:53激怒?わな?日本渡航自粛 中国の論法、総領事投稿「なかったこと」12:08中国の大手航空3社、日本行きの便は無料でキャンセル・変更可能に16:24「は+ほ=ち」? 算数障害の私の世界「数字がどこかに飛んでいく」11:00デフリンピックの旗手は空手2冠の教員 3度の「やめよう」を経て13:00「ぼっちだったね」娘に言われ ママ友の輪に入れない49歳母の憂鬱10:00