ミクシィ子会社、8億円の所得隠し 国税局「リベート」を収入と認定

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三浦淳2025年11月15日 13時59分前社長らの不適切な金銭受領があったことを伝えるMIXIのプレスリリース IT大手「MIXI(ミクシィ)」の完全子会社の前社長ら2人が取引先から計約10億円を受け取り、うち約8億円について、東京国税局が所得隠しと指摘していたことが関係者への取材でわかった。国税局は子会社に重加算税を含む法人税約2億円を追徴課税した。 ミクシィは取材に「事案を重く受け止めており、深くおわびする。グループ全体でのガバナンス強化に努める」と回答。すでに修正申告と納付を済ませたという。 所得隠しを指摘されたのは、競輪やオートレースの車券販売を手がける子会社「チャリ・ロト」。社内調査で、前社長と元営業部長が2018年2月~24年10月、自身や妻の関連会社を介して、取引先から計約10億2600万円を受け取っていたことが明らかになっていた。前社長は24年10月に解任され、元営業部長も24年12月に懲戒解雇処分を受けた。 関係者によると、国税局は前社長らへの資金について、発注業務との対価性がなく、取引先からの「リベート」のようなものだったと認定。前社長らの個人の所得ではなく、チャリ・ロトが受け取った事業の「雑収入」に計上すべきと判断したという。 その上で、チャリ・ロトに対し、24年3月期までの6年間の約8億円について、前社長らの関連会社が資金を受け取っていた結果、悪質な仮装・隠蔽(いんぺい)行為で所得隠しをしたと指摘したという。【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月15日 (土)日中、非難の応酬デフリンピックきょう開幕大谷翔平 4度目のMVP11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能に11月13日 (木)捜査情報漏らしたか 警官逮捕斎藤元彦・兵庫知事を不起訴知床の遊覧船沈没、無罪主張11月12日 (水)殺傷力ある武器、輸出拡大へ俳優の仲代達矢さん死去 92歳Suicaのペンギンが「卒業」へトップニューストップページへミクシィ子会社、8億円の所得隠し 国税局「リベート」を収入と認定13:59中国人訪日客「政治は関心ない」 渡航自粛呼びかけ、口を閉ざす人も13:03激怒?わな?日本渡航自粛 中国の論法、総領事投稿「なかったこと」12:08デフリンピックの旗手は空手2冠の教員 3度の「やめよう」を経て13:00「は+ほ=ち」? 算数障害の私の世界「数字がどこかに飛んでいく」11:00「ぼっちだったね」娘に言われ ママ友の輪に入れない49歳母の憂鬱10:00