斎藤知事の不起訴、検察審査会に審査申し立て 公選法違反の告発人ら

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根本快2025年11月14日 15時46分神戸地検=神戸市中央区 昨年11月の兵庫県知事選をめぐり、公職選挙法違反(買収・利害誘導)容疑で告発された斎藤元彦知事について、告発人である元検事の郷原信郎弁護士らが14日、神戸地検の不起訴処分を不服として、同日付で検察審査会に審査を申し立てたと明らかにした。 神戸地検は、斎藤知事がPR会社長に選挙運動の報酬として71万5千円を支払った疑いがあるなどとする同法違反容疑と、PR会社長が報酬として受け取ったなどとする同法違反容疑について、嫌疑不十分で不起訴とした。 今回の申し立ての対象は斎藤知事のみで、「起訴相当」の議決を求めている。 郷原弁護士は「社長については告発段階から寛大な処分を求めていた。嫌疑不十分という裁定には納得がいかないが、結論としての不起訴に異論はない」と述べた。 その上で「捜査当局の証拠収集が不十分というわけではなく、判断さえ異なれば起訴が可能な事実、証拠関係だ」と訴えた。【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちらこの記事を書いた人根本快神戸総局|事件・司法担当専門・関心分野事件、政治資金兵庫県の内部告発文書問題2024年3月、兵庫県の斎藤元彦知事らがパワハラ疑惑などを内部告発されました。告発への知事の対応をめぐって県議会と対立しましたが、出直し選挙では斎藤知事が再選を果たしました。最新ニュースをお伝えします。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能に11月13日 (木)捜査情報漏らしたか 警官逮捕斎藤元彦・兵庫知事を不起訴知床の遊覧船沈没、無罪主張11月12日 (水)殺傷力ある武器、輸出拡大へ俳優の仲代達矢さん死去 92歳Suicaのペンギンが「卒業」へ11月11日 (火)議員定数削減、自維で温度差米政府機関の閉鎖、解除へ減る東京の農地 都が支援に力トップニューストップページへ斎藤知事、立花氏の2馬力選挙は「見ている余裕なく」 再選から1年14:00高速道路で車炎上、1人の遺体 放火容疑で運転していた37歳男逮捕14:34ナシを食らうクマ、サーモンは大量死 恐怖に直面、「命がけ」の現場14:00偽情報に対策強化、COP30で宣言 「正しい情報」以外のコツは15:00NHK紅白歌合戦にキンプリ、ちゃんみな、幾田りら 出場歌手決まる12:47MVPの大谷翔平、真美子さん・デコピンと喜ぶ 「もし引退して…」11:35