2025.08.19乗りものニュース編集部tags: アメリカ軍, イギリス軍, ミリタリー, 海上自衛隊, 空母, 航空, 艦艇(軍艦)空母「プリンス・オブ・ウェールズ」で2025年8月15日、海上自衛隊やアメリカ海軍のスタッフを集め、第二次世界大戦の終結を記念するドラムヘッド式典が行われました。イギリス「VJデー」の式典として 横須賀に寄港中のイギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」で、2025年8月15日、海上自衛隊やアメリカ海軍の関係者を招き、第二次世界大戦の終結を記念する「ドラムヘッド式典」が行われたと発表されました。拡大画像護衛艦「かが」の艦上で発着艦訓練を行う「プリンス・オブ・ウェールズ」所属のF-35B。遠方には「プリンス・オブ・ウェールズ」も見える(画像:海上自衛隊) イギリスでは、日本と同様に8月15日を第二次世界大戦の終結を記念する日として、「VJデー(対日戦勝記念日)」と呼んでいます。 今回の式典は「プリンス・オブ・ウェールズ」の飛行甲板上で実施されました。かつての敵国である日本の海上自衛隊の隊員も参加しており、対日戦での勝利を強調するのではなく、アジア太平洋地域の戦闘で命を落とした人々への追悼に重点が置かれたようです。 イギリス海軍は今回の式典について、「かつての敵が、今では重要な友人であり同盟国として、英国の旗艦の飛行甲板に集いました」とコメントしています。 式典では、即席の祭壇(ドラムヘッド)の前で、日・英・米の各海軍の代表者が、イギリス海軍音楽隊によるバグパイプの演奏が響く中、献花を行いました。【画像】空母甲板で粛々と…これが、第二次世界大戦終結記念式典です