毎日新聞 2025/8/18 23:01(最終更新 8/18 23:01) 1005文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷火災があったビルでは消火活動が続いた=大阪市中央区で2025年8月18日午前10時32分、露木陽介撮影 18日午前9時50分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町(そうえもんちょう)の雑居ビルで「建物の1階から煙が出ている」と近隣店舗の女性から119番があった。大阪府警南署によると、消火活動中だった大阪市消防局の男性隊員2人が病院に搬送されたが、死亡が確認された。ほかに、20~30代の消防隊員4人と20代女性がけがや熱中症で搬送されたが、いずれも命に別条はないという。 現場では7階建てと5階建ての雑居ビル2棟が燃え、計約100平方メートルを焼いて約9時間後に消し止められた。府警と市消防局が出火原因を調べている。Advertisement 消防隊員が死亡する事故を受けて、市消防局は原因を究明する検証委員会を設置する方針を示した。 市消防局によると、死亡したのはいずれも浪速消防署に勤務する、消防司令の森貴志さん(55)と、消防士の長友光成さん(22)。森さんらは、同僚らと3人で火災のあった7階建てビルの1階からフロアを上がっていったという。 自力で脱出した30代隊員から連絡を受け、別の消防隊員がビルに入り、6階で倒れていた2人を発見して救出した。2人は、消火活動中にビル内に取り残されたとみられる。 火災を受け、大阪市の横山英幸市長はこの日、報道陣の取材に応じ、建物内で崩落が起きて2人が逃げ場を失った可能性があると説明した。ビル火災の現場 現場の雑居ビル2棟には飲食店や事務所などが入居している。市消防局によると、2棟のビルは2023年の立ち入り検査で年2回の避難訓練を実施していなかったり火災報知機の設置に不備が見つかったりするなど消防法令違反が計6項目確認されたことから、是正を求めていたという。 ビル2棟のうち火元がどちらかは分かっておらず、府警と市消防局が詳しい出火場所の特定を急いでいる。 現場は大阪・ミナミの中心部・道頓堀の近くで、普段から多くの観光客や買い物客でにぎわっている。出火当時は約60台の消防車や警察車両が駆けつけ、周囲に煙が立ちこめるなど一時騒然となった。 近くの店舗で働く30代の女性は「午前10時前に大きな爆発音が聞こえ、外に出たら近くのビルから炎がすごい勢いで上がっていた」と話した。 たこ焼き店の男性店員(53)は「ビルの1階部分から火花がパチパチと出ているのが見えた。そのうち黒煙がものすごくなり、周囲にいた人たちも騒然となった。10分ほどで炎がビル全体を包んだ」と振り返った。【大坪菜々美、露木陽介、川地隆史】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>