“消えた”1等米 コシヒカリ産地の「危険な暑さ」、供給量に影響か

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毎日新聞 2025/8/20 07:30(最終更新 8/20 07:30) 有料記事 3231文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2等米や3等米が保管されていたJA常総ひかりの低温倉庫=茨城県常総市豊田で2025年7月10日午後0時33分、中津川甫撮影 群馬県伊勢崎市で国内最高気温を更新する41・8度が観測されるなど、今夏も暑い日が続く。気象庁などが「危険な暑さ」に注意を呼びかけるなか、昨年夏以降、店頭で品不足となったコメの生育や収穫に問題はないのか。惨状 「農産物検査で1等米が0%になるなんて……。もう衝撃ですよ」 関東平野のほぼ中央にあるJA常総ひかり(茨城県)の栗原達也米穀課長が、所管する地域で1年前に収穫された2024年産コシヒカリの惨状を明らかにした。 農産物検査で決まるコメの等級は、見た目で粒の整った割合や色の具合などに応じ、1~3等や規格外に分けられる。等級が変わっても食味は大きく変わらないとされるが、1等米は取引価格が最も高く、その割合は農家の収入に直結する。 管内のコシヒカリの1等米比率は、22年産は14・7%、23年産は2・1%、24年産はゼロになった。ここ数年の夏の異常高温で1等米が大きく減った。 茨城県によると、県内の24年産米(玄米)の収穫量は約34万トン。作付面積ベースで品種割合を見ると、コシヒカリが約7割を占める。関東の県別のコメの生産量をみると、茨城県が最も多い。同県産のコシヒカリは巨大市場・関東のコメ消費を支える主力品種となっている。 JA常総ひかりは、県南西部の常総市、下妻市、八千代町の3市町にまたがる。農業に適した降水量と温暖な気候の地域で「平野部で県内でも有数のコメどころ」(茨城県の担当者)という立地の良さが自慢だ。 ただ今年7月中旬、24年産が収められた同JAの低温倉庫を訪ねると、検査員が押した2等、3等を示すスタンプのコメ袋しかなかった。 暑さは白米の品質だけでなく、食べられる量にも影響を与えています。何か打つ手はあるのでしょうか。この後、紹介します。 コメ業界では一般に、玄米を精米して得られる白米の割合である「精米時の歩留まり…この記事は有料記事です。残り2456文字(全文3231文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>