佐賀配備の陸自オスプレイの訓練始まる 8月からは長崎・熊本へも

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石田一光2025年7月28日 17時50分宙に浮かんだオスプレイ=2025年7月28日午前10時4分、佐賀市川副町、石田一光撮影 陸上自衛隊佐賀駐屯地(佐賀市)に配備されたオスプレイの訓練が28日、始まった。まずは佐賀空港周辺で訓練し、8月から佐賀県外に飛んでいく予定。 佐賀駐屯地によると、訓練内容はホバリングと空港周辺での基本操縦。この日午前10時ごろ、オスプレイが駐屯地の倉庫前から空港側へ移動した後、機体を一度宙に浮かすと、斜め上方向に飛んでいった。辺りには独特の重低音が響き、やがてオスプレイは有明海上空へ。しばらくすると視界から見えなくなった。 8月4日以降は、佐賀駐屯地から他の所へ飛んでいく。佐賀市がホームページに載せている防衛省の資料によると、オスプレイが乗せる水陸機動団が拠点とする相浦駐屯地、大村航空基地(いずれも長崎県)、高遊原分屯地(熊本県)を予定している。 佐賀には、陸自のオスプレイ全17機のうち、23日までに13機が木更津駐屯地(千葉県)から移った。28日にも新たに2機、到着した。残りは2機で、8月中旬までに移駐する予定。夜間訓練や低空飛行訓練の時期は「検討中」「未定」としている。 9日の佐賀駐屯地開設時、輸送航空隊長で佐賀駐屯地司令の青山佳史1等陸佐は記者会見で、具体的な訓練内容やその時間帯、経路といったことを住民などに伝える考えがあるかについて、「訓練の規模や地域の情勢を踏まえ適時適切な情報提供に努めていく。地元の様々な声に真摯(しんし)に対応し、丁寧に説明していく所存です」と答えている。こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少7月27日 (日)やまゆり園事件 消えぬ不安石破首相の進退言及が焦点米マンガ賞、2氏が殿堂入り7月26日 (土)ニワトリ夏バテ 卵が高騰関税合意 日米認識差あらわジャングリア沖縄 オープン7月25日 (金)日経平均続伸、4万1826円気候変動対策は「国の義務」警察官、カメラ装着し職務トップニューストップページへ【更新中】自民・森山幹事長、参院選総括後「自らの責任明らかにしたい」17:53トランプ関税、EUが踏襲した日本モデル 「つらい交渉」やっと着地17:00タイ・バンコクの市場で銃乱射、計6人死亡 容疑者の61歳男は自殺17:25警視庁が女性に見舞金で和解成立 刺傷事件前のつきまとい相談で訴訟16:02「ナスカの地上絵」山形大が新たに248点発見 テーマ別に配置か15:30質素で家族思い「布靴の富豪」の死後に現れた3人の子 巨額の遺産は14:00