編集委員・吉田伸八2025年8月1日 10時30分刑法犯認知件数の推移 今年上半期(1~6月)に警察が認知した刑法犯は36万5963件(暫定値)で、昨年同期より4・6%増えた。同期間としては3年連続の増加で、コロナ禍前の2019年の水準に戻った。警察庁が発表した。 刑法犯全体の7割近くを占める窃盗犯は24万3529件で、昨年同期より2・9%増えた。全体の増加分の4割以上にあたる。なかでも自動車盗が29・2%増、オートバイ盗が30・1%増と増加が目立った。 詐欺は19・4%増の3万2413件で、全体の増加分の3割超を占めた。特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の増加が主な要因という。 警察庁が重要犯罪と位置づける犯罪は3・6%増の7031件。罪種でみると、殺人5・2%増、強盗9・6%増、不同意性交等7・2%増、不同意わいせつ1・6%増などだった。 年間の刑法犯認知件数は02年の約285万件をピークに減少を続けたあと、コロナ禍の収束に伴って22年に20年ぶりに増加に転じ、24年まで3年連続で増加している。この記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月1日 (金)子どもの学力、大幅に低下男性の育休取得率、過去最高ふるさと納税、1兆2728億円7月31日 (木)北海道から沖縄で津波観測兵庫で国内史上最高の41.2度川重裏金で海自トップら処分7月30日 (水)自民 両院議員総会を開催へフジCM、トヨタが再開5年後の給与上昇 半数が疑問7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意トップニューストップページへトランプ氏「相互関税」大統領令に署名 発動は7日後、日本は15%8:4630代で血液がん、効かない抗がん剤 切り札の免疫療法が守った日常6:00クマに襲われたか、血を流して倒れた女性発見 秋田の障害者施設9:30台風9号、2日にかけ関東接近 大分で39度、愛知38度高温予想7:44「絞首刑が残虐でないと言うなら」 死刑囚3人が国に出させたい文書5:00祖父に聞けなかった被爆のこと あなたから聞けた、私にできること8:00