東海道線や横須賀線など20路線が運休 各地の交通機関に津波の影響

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2025年7月30日 19時54分JR東海道線などの運休を知らせるホワイトボードの前で、利用客が足を止めていた=2025年7月30日午後6時42分、東京都港区のJR新橋駅、堅島敢太郎撮影 30日午前にロシアのカムチャツカ半島付近で起きた地震に伴う津波により、日本各地の交通機関や観光施設の利用客らに影響が出た。 JR東日本管内では、太平洋沿岸部を走る計約20路線で運転見合わせとなった。首都圏では、東海道線(東京―熱海)、横須賀線(大船―久里浜)、湘南新宿ライン(池袋以南)の3路線が運休となり、多くの利用客に影響が出た。 夕方の新橋駅(東京都港区)では、改札前に設置された運休中の路線を記したホワイトボードを通勤客らが確認していた。 東海道線で帰宅予定だった神奈川県茅ケ崎市の女性会社員(47)は、別の路線を乗り継ぎながら最寄りの茅ケ崎駅をめざすことを余儀なくされた。「海沿いを走るので運休は仕方ない」。同県平塚市の男性会社員(36)も「まさか電車が止まるとは」と困惑した様子だった。私鉄やバスを乗り継いで帰宅するという。「いつもの2~3倍の時間がかかる」といい、運休が続けば翌日の仕事は休むつもりだという。フェリーも立ち往生 JR他社や私鉄でも同様に沿岸部を走る路線が運休となったほか、空の便でも津波警報が出た直後から仙台空港の滑走路が閉鎖となり、欠航が相次いだ。また大洗港(茨城県)と苫小牧港(北海道)を結ぶフェリー4隻(乗員乗客計900人)が海上で立ち往生した。警報を受けて両港に避難指示が出たためだという。 三重県南部の鳥羽市にある鳥羽水族館では、30日午前から入館受け入れが中止に。大阪・関西万博はパビリオンの営業やイベントは予定通り行われたが、船で海上を訪れる人が利用する桟橋の利用が停止となった。こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月30日 (水)自民 両院議員総会を開催へフジCM、トヨタが再開5年後の給与上昇 半数が疑問7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少7月27日 (日)やまゆり園事件 消えぬ不安石破首相の進退言及が焦点米マンガ賞、2氏が殿堂入りトップニューストップページへカムチャツカの地震「遠地津波」とは 専門家「最大波は遅れて来る」15:59ガソリン減税、年内実施で与野党合意 自民党「参院選の民意に従う」19:04【更新中】軽乗用車が崖下に転落、女性死亡「避難場所に車を置きに」18:12クジラ4頭が千葉の海岸で座礁 地震と関連?専門家「証拠はない」16:13「コメ政策転換」へ地ならしも 流通状況調査で供給不足の疑い強まる18:00日産の赤字1100億円、米中で苦戦し関税も逆風 4~6月期決算17:19