島根で旧石器時代の石器製作跡を発見 約3万年前の地層から出土

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/7/27 07:15(最終更新 7/27 07:15) 595文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷約3万年前の地層を示す島根県埋蔵文化財調査センターの担当者。赤い印の場所で石器などが大量に見つかった=松江市大庭町の団原Ⅱ遺跡で2025年7月23日午後1時16分、上野宏人撮影写真一覧 島根県埋蔵文化財調査センターは23日、松江市大庭町の「団原Ⅱ遺跡」で、後期旧石器時代の石器を製作した跡を発見したと発表した。約3万年前の地層からナイフ形石器5点や、石器の材料で市内で採れる玉髄(ぎょくずい)の破片など約140点が出土した。センターは「各地の石器の年代特定の参考になる」としている。 国道432号バイパス建設に伴い、2025年5月から8月にかけて約500平方メートルを発掘調査している。石器などは、このうち3・5メートル×4・5メートルの範囲の、地表から約110~115センチ掘り下げた約3万年前の地層で集中して見つかった。Advertisement ナイフ型石器のうち4点は玉髄製で長さ1・9~3・8センチ、幅1・1センチ~1・7センチ。他の1点(長さ6センチ、幅2・7センチ)は安山岩でできていた。 玉髄の破片が大量で、たたき割った剥片と残った石の塊が接合する例があり、石器を製作した場所と判断した。また、安山岩は広島県側の中国山地産とみられ、「旧石器人が広域に移動していた」と推測している。 センターによると、島根県内の旧石器時代の遺跡69カ所のうち、石器製作の跡の年代を地層から特定できたのは、原田遺跡(奥出雲町)と横道遺跡(邑南町)に次いで3例目で、沿岸地域では初。 現場は谷を見下ろす標高約23メートルの台地。作った石器で、鹿などを狩ったり、獲物の皮をはいだりしたとみられる。【上野宏人】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>