ANAも導入予定「世界最大で効率が良い双発貨物機」どんな機体? いよいよ製造開始…ユニーク機能持つ主翼

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2025.07.27乗りものニュース編集部tags: B777X, ボーイング, 貨物機, 飛行機主翼が特徴的です。 アメリカの航空機メーカー、ボーイングは、同社が開発を進める新型貨物専用機「777-8F」の製造を開始したと発表しました。2028年に顧客への納入を目指しているといいます。どういったモデルなのでしょうか。ボーイングの新型貨物機「777-8F」(画像:ボーイング)。 777-8Fはボーイングが開発を進めている次世代大型双発機「777X」シリーズの貨物型です。搭載できる貨物の重量は構造ペイロード118.2トン、営業ペイロード112.3トンで、8167km(4410海里)の航続距離を持ちます。設計の特徴は主翼で、長い翼幅でも既存の空港施設に対応できるよう、“折りたたみ式”が採用されています。なお同社によると「この機体は世界最大かつ最も効率的な双発貨物機」とのことです。 同型機の組み立てにおける最初の作業は、主翼の桁に穴を開けるというものだったといいます。現在このモデルは59機の受注を獲得しているとのことで、ANA(全日空)グループもこの機の発注を行っています。【次ページ】【動画】デカすぎ!主翼もスゴイ!これが「世界最大かつ最も効率的な双発貨物機」全貌ですこの記事の画像をもっと見る(1枚)