生きた訓練、逃げた先の猛暑 夏の津波警報、各地で住民はどう逃げた

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朝日新聞記事有料記事新谷千布美 安田琢典 榊原織和2025年7月31日 6時00分住民や郵便局の職員ら30人以上が避難したすさみ町避難ビル=2025年7月30日、和歌山県すさみ町、榊原織和撮影 ロシアのカムチャツカ半島沖で30日に発生した地震により、太平洋側の広い範囲で津波警報が発表された。巨大地震への備えを生かせた地域がある一方、酷暑の中での避難も課題となり、津波から命を守る模索が続く。 国内で最初に津波が到達すると予想された北海道。道央のむかわ町は、津波警報が発表された直後の午前9時45分、防災行政無線で「津波警報が出されました。逃げてください」と呼びかけた。さらに20分後には沿岸の地域に避難指示を出し、改めて避難を促した。 町内にある胆振(いぶり)東部消防組合消防署鵡川(むかわ)支署の屋上には、30分程度で住民ら200~300人が詰めかけた。支署はもともと沿岸にあったが、2018年の胆振東部地震で被災し、高台に移転。その際、屋上を避難場所にしていた。 町は毎年10月、北海道から…関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月31日 (木)北海道から沖縄で津波観測兵庫で国内史上最高の41.2度川重裏金で海自トップら処分7月30日 (水)自民 両院議員総会を開催へフジCM、トヨタが再開5年後の給与上昇 半数が疑問7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少トップニューストップページへ北海道から沖縄まで、22都道府県で津波観測 1日程度は続く見通し21:57カムチャツカ半島沖の地震、世界各地に影響 米西海岸にも津波が到達21:58FRB、5会合連続で金利を据え置き 理事2人が反対、32年ぶり4:02トランプ氏、ブラジルへの関税50%を命じる 前大統領の処遇に不満5:45岐路に立つ維新 「吉村おろし」より、連立入りの「安売り」に傾く?5:00日産車はトップ10に1車種も… 「売れる車」乏しく沈む国内販売20:00