「日米に勝機」 原発輸出再開へ気勢上げる政と官 企業には慎重論も

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毎日新聞 2025/7/31 05:01(最終更新 7/31 05:01) 有料記事 1946文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷石破茂首相の特使としてマレーシアのアンワル首相(左)と現地で会談した岸田文雄前首相=2025年5月6日、外務省のホームページより 「原発の導入に協力してほしい。日本に期待している」。5月初旬、石破茂首相特使としてインドネシアとマレーシアを訪れた岸田文雄前首相らに、両国の政府要人が打診した。東南アジアに商用原発はまだない。 岸田氏は政府が2023年に閣議決定した「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」で、原発を最大限活用する方針へ転換したときの首相だった。 6月、その岸田氏が最高顧問を務める自民党アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)議員連盟が東京都内で会合を開いた。歴訪に同行した自民党議員は「両国から明確に『原発に協力してほしい』と話があった」と説明。経済産業省幹部は、小型モジュール炉(SMR)と呼ばれる原発を紹介した。 関連記事 新設は中国、輸出はロシア 世界は“原発ラッシュ”で覇権争い鮮明 SMRは、発電容量が30万キロワット以下と大型原発の3分の1ほど。構造が簡素で事故リスクを低減でき、建設しやすく工期も短くてすむとされる次世代型の原子炉だ。 ロシアや中国が先行して自国で稼働させたほか、韓国も政府主導で開発中。日本は日立製作所が米ゼネラル・エレクトリック(GE)と合弁で手がけている。30年末までの運転開始を目指し、5月にカナダのオンタリオ州で着工した。完成すれば西側諸国初となる見込みで、経産省幹部は「SMRなら輸出競争でも日米に勝機がある」と話す。 インドネシアやマレーシアへの輸出もこうした日米連合によるSMRが…この記事は有料記事です。残り1326文字(全文1946文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>