有料記事二階堂友紀 加藤あず佐 イスタンブール=根本晃2025年7月31日 5時00分会談に臨む鈴木馨祐法相(右)とオウズハン・エルトゥールル駐日トルコ大使=2025年7月30日午前11時8分、法務省 鈴木馨祐法相は30日、法務省内でオウズハン・エルトゥールル駐日トルコ大使と会談し、「(トルコ国籍の)正規在留者の数に比べた不法在留(残留)者の数が、他国に比べて多い」として、「極めて深刻な懸念を持っている」と伝達した。 会談は冒頭のみ公開された。法相が特定の国の駐日大使に、出入国在留管理に関する問題を直接伝え、それを公表するのは極めて異例。同省によると、会談は、昨年末に着任した大使のあいさつとしてトルコ大使館側から申し入れがあった。今年3月の予定がずれ込んでいたという。 法相は両国の歴史的な友好関係に触れつつ、「国民の不安の高まりを受け、不法滞在には厳しく対処している」としてトルコをめぐる現状に懸念を伝え、解決への協力を求めた。 これに対しエルトゥールル大使は、大地震の際の支援などに謝意を伝えたうえで、「日本に滞在する、あるいは滞在しようとする国民に対し、日本の法令や日本社会のしきたりに従うよう促している」などと応じた。正規在留者数と不法残留者数の比率、タイも同水準 法務省によると、トルコ国籍…この記事を書いた人二階堂友紀東京社会部専門・関心分野人権 性や家族のあり方の多様性 政治と社会加藤あず佐国際報道部・政治部専門・関心分野人権、外交、移民・難民、教育こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月31日 (木)北海道から沖縄で津波観測兵庫で国内史上最高の41.2度川重裏金で海自トップら処分7月30日 (水)自民 両院議員総会を開催へフジCM、トヨタが再開5年後の給与上昇 半数が疑問7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少トップニューストップページへカムチャツカ半島沖の地震、世界各地に影響 米西海岸にも津波が到達21:58FRB、5会合連続で金利を据え置き 理事2人が反対、32年ぶり4:02東京・江戸川の住宅で女性2人がハンマーで殴られてけが 容疑者逃走21:54岐路に立つ維新 「吉村おろし」より、連立入りの「安売り」に傾く?5:00猛暑での津波避難、避難所のエアコン設置は進まず 車内で耐える人も20:00日産車はトップ10に1車種も… 「売れる車」乏しく沈む国内販売20:00