JR九州「本革グリーン座席」の意外な再活用法とは? かつて「かもめ」や「ソニック」で使用

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2025.07.30乗りものニュース編集部tags: JR九州, 博多駅, 福岡県, 鉄道疲れを癒す目的は変わらない!?本革のハイバックシートが仮眠個室に「転生」 JR九州システムソリューションズは2025年7月25日、特急車両のグリーン車で使われていた本革のハイバックシートを使用した仮眠個室「リラキュー」の実証実験を博多駅アミュプラザ地下1階で実施すると発表しました。拡大画像JR九州の885系電車(画像:写真AC) このサービスは、日頃の疲労や出張・旅行などによる長時間移動の疲れを、駅ナカ直結の仮眠個室で癒すことができ、特急列車「白いかもめ」や「白いソニック」で使用されていたグリーン車の座席を再活用するそうです。 現代人は睡眠が不足しており、15~20分の仮眠でも疲労回復や作業効率の向上につながるという観点から、質の高い仮眠によるリラックス体験を通じて、次の目的地へ向かう活力をサポートするとしています。 仮眠個室にはエアコン、調光・調色が可能な照明のほか、フットレストも完備。施錠可能な空間で、安心して仮眠や休息が可能な空間となります。 予約は不要で、空室があればすぐに利用可能とのこと。各種キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済)に対応している一方、現金は利用できません。 実証実験は、博多駅アミュプラザ地下1階コワーキング&コラーニングスペース「Q」博多ポップアップスペースで、2025年8月1日(金)から8月31日(日)までの1か月間まで実施予定。1台のみの設置で、30分単位で利用可能です。利用料金は時期により650円・750円・850円(税込)の3段階に分かれます。【画像】これが再活用されるJR九州「本革グリーン座席」のイメージです