残像1945毎日新聞 2025/7/30 11:00(最終更新 7/30 11:00) 413文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大房岬の浅瀬に今も残る人間魚雷「回天10型」の基地跡。レールが今も浅瀬にそのままにされている=千葉県南房総市で2025年7月7日、滝川大貴撮影写真一覧 千葉県南房総市の大房岬には、砲台や弾薬庫などの戦争遺跡群が今も残る。干潮時に岬の入り江に下りると、浅瀬から朽ちた2本のレールが顔をのぞかせていた。 戦跡の保存や歴史・文化遺産の調査に取り組むNPO法人「安房文化遺産フォーラム」によると、ここには本土決戦を想定した「回天10型」の基地があったという。Advertisement 回天は爆薬を積み、乗り込んだ兵士が操縦して敵艦に体当たりするため、「人間魚雷」と呼ばれた。大房岬のレールは、回天を射出するためのものとみられている。 南房総市の山中では、特攻機「桜花」が出撃する秘密基地も建設中だった。近隣の館山市でも、特攻艇「震洋」が1945年8月までに配備。迫り来る本土決戦を前に、緊迫した状況だったことがうかがえる。 同フォーラムの池田恵美子共同代表は「本土決戦となり、ここから人間魚雷が出撃していたと思うと恐ろしい。特攻基地が二度と造られないためにも、戦争遺跡の風化を防ぎたい」と話した。【滝川大貴】【前の記事】原爆の威力 衝撃伝え続ける鉄の扉関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>