最高気温39度など各地で猛暑日予想、熱中症に警戒を 台風9号接近

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力丸祥子2025年7月29日 10時25分強い日差しが照りつける中、日傘を差して歩く人ら=2025年7月29日午前9時15分、東京・新橋、西岡臣撮影 高気圧に覆われて全国的に晴れ、29日は午前9時時点で30度以上の真夏日を403地点で観測するなど、各地で気温が上がっている。気象庁によると、山梨県、岐阜県、山形県などでは最高気温が39度と猛暑日(35度以上)が予想されており、熱中症など体調管理に注意するよう呼びかけている。 同庁によると、偏西風が平年より北寄りに流れているため、列島全体が南からの暖かい空気に覆われやすくなっている。また、日本の上空では、東の海上から張り出す太平洋高気圧と大陸側から勢力を強めるチベット高気圧が重なり、上空から暖かい空気を吹き下ろすため、強い日射が加わる地域を中心に気温が上がる条件が整っているという。 向こう1週間は、各地で猛暑日が続出する可能性が高いという。10月まで全国的に平均気温は高いと予想されている。強い日差しの中、日傘を差して歩く人ら=2025年7月29日午前9時25分、東京都・新橋、西岡臣撮影     ◇ 台風9号は29日夕方にかけて小笠原諸島に最接近し、31日ごろまでほとんど停滞する見込み。その後、北上を続けた場合、気象庁によると、8月2日以降に関東など本州の太平洋側に暴風域を伴ったまま近づき、風や雨が強まるおそれがあるという。29日午前8時時点の台風9号の進路予想図=気象庁のホームページから 同庁によると、29日午前8時時点で父島の北東約130キロにあり、1時間におよそ10キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。 小笠原諸島では、31日ごろまで、うねりを伴った高波や暴風、大雨による土砂災害などに十分注意が必要だという。 その後、日本の東から勢力を強める太平洋高気圧の縁をまわるように、予報円の中でも西寄りに進路をとりながら北上した場合、本州の太平洋側でも台風による風や雨の影響を受ける可能性があるという。担当者は「不確実性が高いので、最新の情報に留意してほしい」と話している。この記事を書いた人力丸祥子東京社会部|気象庁クラブ専門・関心分野防災、合意形成こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少7月27日 (日)やまゆり園事件 消えぬ不安石破首相の進退言及が焦点米マンガ賞、2氏が殿堂入り7月26日 (土)ニワトリ夏バテ 卵が高騰関税合意 日米認識差あらわジャングリア沖縄 オープントップニューストップページへNY中心部のビルで銃乱射 警察官ら4人撃たれ死亡、27歳容疑者も9:43夏に多発、バッテリー充電中の事故 車内も航空機内も最大警戒7:00プログラミングに女子「私の場所じゃない」変えるには 東大教授語る10:00噴出した退陣要求、石破首相の支えは二つ 「長期化」視野に強気貫く22:36【動画】三陸の灯だった 呑ん兵衛横丁の名店、62年最後の1日10:00飢えを救った上野・不忍池 コメ、麦、レンコン…埋め立てて耕作地に10:00