お笑いの向こう側:3人で全財産1800円の時代もあった KOCの頂点へ「や団」

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お笑いの向こう側毎日新聞 2025/7/30 21:00(最終更新 7/30 21:00) 有料記事 3214文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷単独ライブ「ザ・ファースト・ワールド・ツアー」で、コントをする(左から)本間キッドさん、中嶋享さん、ロングサイズ伊藤さん。中嶋さんは本間さんを「友達」、本間さんはロングさんを「車みたいな男。や団のエンジン」、中嶋さんを「ラーメンについては頼もしい」と話した=大阪市浪速区で2025年7月19日午後4時42分、前田梨里子撮影 一見まともな3人。しかし、コントが進むにつれて、狂気的で異常な世界観が前面に出てくる。 「全員独身ですし、別に資格も持ってないですし。守るもんもないし、希望もねえし、もうやるしかなかったって感じっすね。本当に現実見なくてよかった。助かった」。結成から18年を振り返り、笑う3人。人生を注ぎ込んで、着実に力を付けたコントがトリオ「や団」の強みだ。 トリオの全員が観客を引き込む高い演技力を持つ。度を越えた狂気と異常さに、思わず笑ってしまう。さらに、一人だけが振り回される様子に面白さが加速していく。服を脱ぎ、イスも体も飛ぶダイナミックな展開に、会場は笑いの渦に包まれていく。 「や団」の本間キッドさん(42)、中嶋享さん(43)、ロングサイズ伊藤さん(44)は、初となる単独ツアー「ザ・ファースト・ワールド・ツアー」に臨んだ。 6月28日から7月30日まで、東京、大阪、名古屋の3都市で全8公演が行われた。披露したコント8本は、新ネタ3本を含めて全て今年作られたネタだ。 「キングオブコント(以下KOC)」で2022年から3年連続の決勝進出を果たした「や団」。ようやくこの規模の単独ツアーを行えるようになったことに対して、本間さんは「ホッとした。(初めて)決勝が決まったときに思ったのが、決勝が終わった次の日から、また同じ生活が始まったらどうしようって恐怖心がすごかった」…この記事は有料記事です。残り2627文字(全文3214文字)【前の記事】二つの「ニン」がぶつかる漫才 走れ!ひつじねいり関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>