山田暢史2025年7月29日 15時27分不適正表示をした商品と同種のオオズワイガニ=ヤマナカ提供 「ずわいがに」などと表示して、別種のオオズワイガニを販売したとして、農林水産省は29日、名古屋市に本社を置くスーパー「ヤマナカ」に食品表示法に基づき、原因究明や再発防止策の徹底などを指示した。 農水省によると、同社は2024年10月27日~25年5月10日にオオズワイガニを「ずわいがに」や「せいこがに」と表示し、少なくとも愛知や三重県内の計42店で2663点を販売したという。 本社には24年10月中旬にセイコガニとして買っていたカニについて、仕入れ先からオオズワイガニに名称を変えると連絡があったが、店舗に伝えず、農水省に対して「呼び名が変わっただけと認識していた」と説明しているという。 農水省によると、オオズワイガニは主に北海道で駆除目的で取られ、ズワイガニよりも安価で流通している。同社はロシア産の塩サケを北海道産と販売したとして、農水省から昨年7月に再発防止などの指導を受けていた。この記事を書いた人山田暢史東京社会部|メディア担当専門・関心分野農林水産業、食、武道、災害こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少7月27日 (日)やまゆり園事件 消えぬ不安石破首相の進退言及が焦点米マンガ賞、2氏が殿堂入り7月26日 (土)ニワトリ夏バテ 卵が高騰関税合意 日米認識差あらわジャングリア沖縄 オープントップニューストップページへ夏の甲子園大会、49代表校が決まる 最多出場は北海、初出場は5校12:59愛知のスーパーが販売のズワイガニ、実は安価な別種 農水省が発表15:27中国・北京で豪雨、30人死亡 避難8万人超、北部の区に被害集中12:30U―NEXT失意からの逆襲 ネトフリ迫る国内2位、見据える再編11:00小学館の文芸誌が破格のヒット、原点に成功体験 異業種も小説に参入11:00自民党役員会、両院議員総会を開くと決定 首相「逃げずに説明する」11:04