後藤隆之 羽賀和紀 原田悠自 玉那覇長輝2025年7月28日 19時11分(2025年7月28日 22時54分更新)切りつけ事件現場で救急隊員から治療を受ける女性=2025年7月28日午後6時46分、水戸市南町2丁目、羽賀和紀撮影 28日午後6時10分ごろ、水戸市南町2丁目の国道50号沿いの路上で、「男が暴れている」「高齢の人が切りつけられて血だらけになっている」と110番通報があった。茨城県警水戸署によると、27~75歳の男女6人が切り傷などを負って病院に運ばれ、いずれも命に別条はないという。 署は、いずれも自称の水戸市南町2丁目、塩原弘和容疑者(48)を被害者6人のうち重傷とみられる男性(70)に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。「人を刃物で切りつけた」と供述しているという。 署は、容疑者のものとみられる刃物4本を押収。被害者とは面識がないとみられ、容疑者が無差別に襲った可能性もあるとみて調べている。 現場はJR水戸駅から北西へ約700メートル離れたホテルやマンションなどが立ち並ぶ市街地で、複数台のパトカーや救急車が集まり騒然となった。腕から血を流す男性が担架で運ばれたり、シャツを赤く染めた女性が救急隊員から治療を受けたりする姿が見られた。 事件を目撃した女性によると、塩原容疑者はリュックを背負っており、両手に持った刃物のようなものを振り回して手当たり次第に切りつけているように見えたという。 事件発生は帰宅時間と重なり、多くの人が足を止めて不安げに捜査の様子を見守った。近くの洋品店に勤める女性は、「突然サイレンが聞こえてパトカーが集まった。マンションも多く、習い事帰りの子どもの迎えの時間でもあるので心配です」と話していた。この記事を書いた人羽賀和紀水戸総局専門・関心分野地方自治・人口問題/海洋文化原田悠自水戸総局|キャップ専門・関心分野調査報道、社会問題、事件・事故・裁判こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月28日 (月)ガザで子どもの飢餓が深刻化2千超の医療機関で浸水想定スズメが急速に減少7月27日 (日)やまゆり園事件 消えぬ不安石破首相の進退言及が焦点米マンガ賞、2氏が殿堂入り7月26日 (土)ニワトリ夏バテ 卵が高騰関税合意 日米認識差あらわジャングリア沖縄 オープン7月25日 (金)日経平均続伸、4万1826円気候変動対策は「国の義務」警察官、カメラ装着し職務トップニューストップページへ首相、続投意向に変わりは?「ございません」 懇談会後に改めて表明21:27水戸で切りつけ、6人が負傷 殺人未遂容疑で男逮捕、無差別襲撃か22:54台風9号、29日にかけ小笠原諸島に最接近か 気象庁21:15タイとカンボジアが停戦合意 係争地の軍事衝突、トランプ氏も仲介20:19日米合意文書、作るのまずい? 赤沢氏「損失10兆円回避」の根拠は17:31質素で家族思い「布靴の富豪」の死後に現れた3人の子 巨額の遺産は14:00