毎日新聞 2025/7/30 07:15(最終更新 7/30 07:15) 899文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷テープカットで「かぼちゃ電車」の修復完了を祝う新潟市やかぼちゃ電車保存会などの関係者=新潟市南区で2025年7月27日午前10時10分、神崎修一撮影写真一覧 「かぼちゃ電車」の愛称で親しまれた旧新潟交通電車線の旅客電車(モハ11号)の大規模な修復作業がこのほど終了し、保存されている旧月潟駅(新潟市南区)で、車両の公開が始まった。老朽化していた車両は、専門業者の手によって修復や塗装などが施され、緑と黄色の色鮮やかな車両が美しくよみがえった。 新潟交通電車線は1933年に開通し、白山前駅(新潟市)と燕駅(新潟県燕市)間の約36キロを結び、主に沿線住民の足として活躍してきた。しかし自家用車の普及などで乗客は徐々に減少し、99年4月に廃線となった。Advertisement 車両については貴重だとして保存を求める声が上がったことから、当時の月潟村(現新潟市)が旅客電車や電動貨車(モワ51号)、ラッセル車(キ116号)の3両を新潟交通から譲り受けた。これらの車両は廃線後の旧月潟駅で静態保存され、地元有志や鉄道ファンらが結成した「かぼちゃ電車保存会」がボランティアで車両の修繕などを担当してきた。 ただ、保存開始から26年が経過し、風雨にさらされた車両は老朽化が進んでいた。車両を保有する新潟市は、かぼちゃ電車を「南区のシンボル」として、大規模な修復をすると決めた。修復された旧新潟交通電車線の電動貨車「モワ51号」=新潟市南区で2025年7月27日午前10時50分、神崎修一撮影写真一覧 保存会などによると、3両の大規模な修復は今回初めてで、腐食が激しい部分は車体の外板を張り替えて再塗装。破れたシートを張り替え、開かなくなってしまった窓枠も修繕した。屋根には防水処理を施している。 修復作業を担当した鉄道車両のメンテナンスを手がける「JR東日本テクノロジー」江南製作所の長谷川晋一所長は「今後の保存に耐えられるよう修復した。鮮やかな『かぼちゃ色』が復元できた」と説明した。 保存会の平田翼会長は「4~5カ月の長い期間をかけ、専門の業者の手によって、大変きれいに修復された。この電車が末永く保存されることにつながる。多くの人たちがこの電車を愛し、価値ある電車と思ってくれたおかげだ。若い世代にも伝えていきたい」と喜んだ。 かぼちゃ電車の外観はいつでも見学でき、内部はイベント開催時などに公開する。9月28日には車両移動機「アント」を使ったかぼちゃ電車の乗車体験イベントも予定されている。【神崎修一】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>