相川智2025年7月27日 20時25分原爆死没者慰霊碑に献花するジーコ氏=2025年7月27日午前11時8分、広島市中区中島町、相川智撮影 元サッカー日本代表監督のジーコ氏が27日、広島市のエディオンピースウイング広島で世界平和を願うチャリティーマッチを開いた。母国ブラジルで過去20年続けており、被爆80年を迎えた広島で今回、海外初開催となった。 試合前には広島、長崎の高校生4人が平和への誓いを日英2言語で宣言し、ジーコ氏が「みんなで平和を守っていきましょう」とスピーチ。キックオフ前には選手らが黙禱(もくとう)を捧げた。 ジーコ氏は「ジャパンレジェンズ」の監督として元日本代表の小野伸二氏、宮本恒靖氏、中田浩二氏、久保竜彦氏らを率い、往年の「ジーコジャパン」を再現した。 対戦相手は「ワールドレジェンズ」。元ブラジル代表のロナウジーニョ氏やドゥンガ氏、元鹿島アントラーズのアルシンド氏らがプレーし、監督は中田英寿氏が務めた。試合ではアルシンド氏らがゴールを決めた。 ジーコ氏らは試合に先立って広島市の平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花した。ジーコ氏は「ヒロシマ(の原爆投下)は二度と起こしてはいけないというメッセージを発信したい」、中田英寿氏は「世の中から戦争がなくなることを祈って献花をした」と述べた。戦後80年第2次世界大戦では、日本人だけでも300万人以上が犠牲になったと言われています。戦後80年となる今年、あの時代を振り返る意義とは何か。全国各地のニュースをまとめています。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月27日 (日)やまゆり園事件 消えぬ不安石破首相の進退言及が焦点米マンガ賞、2氏が殿堂入り7月26日 (土)ニワトリ夏バテ 卵が高騰関税合意 日米認識差あらわジャングリア沖縄 オープン7月25日 (金)日経平均続伸、4万1826円気候変動対策は「国の義務」警察官、カメラ装着し職務7月24日 (木)日米、相互関税15%で合意に首相続投、元首相ら認めずオジー・オズボーンさん死去トップニューストップページへ外国人と共生「簡単じゃない」 参政党票が上回った「優等生」の本音14:00泉房穂氏、「立憲・社民・無所属」会派入りへ 「減税実現のため」18:40佐賀の強盗殺人、負傷の母親「男と面識ない」 40歳娘は失血死19:10スズメなど7種の鳥が「絶滅危惧種」並みに減少 気温上昇など影響か13:00今年の平和賞の行方、受賞に意欲のトランプ氏 ノーベル委員長に聞く17:00娘が欲しがったサンダル 父「足が痛そう」、でも母が購入決めたわけ16:00