養殖カキのいかだ、海に沈む被害 津波注意報の解除で日常への復帰も

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朝日新聞記事有料記事福留庸友 小西正人 松本英仁2025年8月1日 8時30分気仙沼大島周辺の養殖いかだの状況を確認する漁師=2025年7月31日午後0時3分、気仙沼湾、福留庸友撮影 ロシアのカムチャツカ半島付近で起きた地震は、発生から30時間以上を経てすべての津波注意報が解除された。沿岸部の水産業に被害が出る一方、沖合で一夜を過ごしたフェリーが無事に着岸するなど、日常に戻る動きも広がっている。 宮城県気仙沼市でカキ養殖を営む小松武さん(50)は地震発生後、海を見渡して落胆した。所有する養殖カキ用のいかだ54基のうち、見たところ4割超の23基が津波の被害に遭っていた。いかだごと海中に沈んだほか、骨組みが重なり漂流したいかだもあった。「復旧には相当な費用と労力、時間がかかる」 水中で絡み合ったカキが付いたロープをほぐしながら一つ一ついかだを引き離したり、元の場所に戻すまでの間に仮置き場所を作ったりする復旧作業が必要になるという。ただし、31日夕まで津波注意報が続き、作業はほとんど始められていない。「売り上げ減は間違いない」 通常は11月ごろから収穫期…この記事を書いた人福留庸友気仙沼駐在専門・関心分野東北、東日本大震災、メディア論小西正人伊勢支局長専門・関心分野地域コミュニティー関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月1日 (金)子どもの学力、大幅に低下男性の育休取得率、過去最高ふるさと納税、1兆2728億円7月31日 (木)北海道から沖縄で津波観測兵庫で国内史上最高の41.2度川重裏金で海自トップら処分7月30日 (水)自民 両院議員総会を開催へフジCM、トヨタが再開5年後の給与上昇 半数が疑問7月29日 (火)首相は改めて続投の意向高校の教育課程を柔軟化へ夏休み「性的脅迫」に注意トップニューストップページへ30代で血液がん、効かない抗がん剤 切り札の免疫療法が守った日常6:00「十字架が軽くなった」あの日 再審判決、38年願い続けた無罪確定8:00最低賃金63円以上の引き上げで調整 過去最大、全国で1千円超に7:00台風9号、2日にかけ関東接近 大分で39度、愛知38度高温予想7:44「絞首刑が残虐でないと言うなら」 死刑囚3人が国に出させたい文書5:0055歳のいとうあさこは「ホッとする場所」 ご近所付き合いの感覚7:00