「甘かった」北海ナインの忘れられぬ試合 快進撃の原点 夏の甲子園

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毎日新聞 2025/8/3 07:15(最終更新 8/3 07:15) 788文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2024年秋季道大会決勝の四回、東海大札幌の太田勝馬(奥)に2点本塁打を打たれた北海先発の小野悠真=大和ハウスプレミストドームで2024年10月24日、貝塚太一撮影写真一覧 2年ぶりの夏の甲子園出場を決めた北海の選手が、口をそろえて「悔しかった」と話す試合がある。2024年の秋季道大会決勝、東海大札幌戦だ。 0―0で迎えた四回、相手の4番打者に2点本塁打を浴びた。唯一の失点だった。北海打線も相手と同じ7安打を放ったが、零封負け。主将の佐藤瞭磨(3年)は、「1本のホームランで9人が泣いた」と振り返る。Advertisement その試合の時点で、北海の甲子園出場回数は道内最多の春夏通算54回。当時1年生ながら3番に座った長南凜汰郎(2年)は「一番甲子園に行っている学校に入ったんだから、行けるだろうって気持ちはあった。甘かった」と振り返る。 そこから、長く苦しい冬の練習が始まった。体作りからやり直すと決め、ウエートトレーニングなどを徹底。持久力をつけるため、短距離から中距離、長距離と、さまざまな距離を走り込んだ。 「打撃の強さはもちろん、球速も動きの速さも、秋よりかなりレベルアップできた」と佐藤。主力打者の桜井悠也(3年)らは、センバツに出場した東海大札幌の試合映像を見て、「ライバルにあって北海にないこと」を分析した。南北海道大会決勝で札幌日大に勝ち、喜ぶ北海の選手たち=エスコンフィールド北海道で2025年7月20日、宮間俊樹撮影写真一覧 努力が実り、春季道大会の準々決勝では東海大札幌に逆転勝ち。そのまま春の王者まで上り詰めると、夏の南北海道大会決勝では佐竹徠都(2年)が本塁打を放つなど昨年の優勝校・札幌日大を7―0で圧倒。佐藤は「秋の悔しさがあったから今がある」と胸を張る。 北海の、夏の甲子園での最高成績は16年の準優勝。その時のチームも前年秋の札幌地区大会初戦敗退から再出発し、夏は下級生が伸び伸びプレーした。当時3年生で内野手として出場した菅野伸樹さん(27)は「(当時と)似ている」と快進撃の再現を期待する。 憧れの夢舞台を前に、佐藤は「16年の準優勝を超えたい」と意気込んだ。全国最多出場記録を「41」に更新した伝統校が、「日本で一番長い夏」を目指す。【和田幸栞】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>