無人島に夫婦でUターン、航路は減便 「当たり前が失われる」離島

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朝日新聞連載ドキュメント記事有料記事上田真美2026年1月4日 11時00分桜島に向かって「ハイジブランコ」をこぐ佐々木直行さん=2025年11月12日午後0時10分、鹿児島市の新島、日吉健吾撮影 白い煙を上げる桜島(鹿児島市)のふもとから北東に1.5キロ、連絡船で10分足らず。約250年前の大噴火で隆起した周囲2.3キロの島、新島(しんじま)に着くと、シバイヌの「りゅう」が出迎えてくれた。 漁業が盛んで、戦後間もない頃は250人が暮らし、小学校の分校もあった。しかし、人口減少の波とともに2013年に無人島となり、現在の住民は、民泊やカフェを営む佐々木直行さん(72)と和子さん(65)夫妻とりゅう、猫の「しろ」の一家のみ。桜島を間近に、静かな時間が流れる。 無人島になってほどなく、島で小学生の頃まで暮らした和子さんは「連絡船がなくなるかもしれない」と姉から聞いた。守り神だった小さな神社が頭に浮かび、「どうなっているんだろう」と島の行く末を心配した。新島港に到着した連絡船を出迎える柴犬のりゅうくん=2025年11月12日午前10時19分、鹿児島市、日吉健吾撮影 当時、北九州市に住んでいたが、家族やのちに作ったNPO法人の仲間と島に通い始めた。ヤブを切り開き、数十センチ積もっていた灰をかき、荒れ果てた島を整備した。夫の定年後、近くの温泉地に住み、島に通うつもりだったが、知人の強い勧めもあり、夫婦で7年前にUターン移住した。海を渡り、ゴミ出しや郵便受け取り 電気と水道は通るが、買い物…関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ1月4日 (日)ニュースの要点はお休みです1月3日 (土)ニュースの要点はお休みです1月2日 (金)ニュースの要点はお休みです1月1日 (木)ニュースの要点はお休みですトップニューストップページへ真夜中の大統領拘束劇、トランプ氏が明かした作戦 ベネズエラで何が9:28共和党議員「台湾侵攻の正当化懸念」 ベネズエラ情勢、NYではデモ7:17北朝鮮が弾道ミサイル2発、EEZ外に落下か 被害確認されず11:13つなぐ2026 核抑止でなく核廃絶を 「被爆81年」も唱え続ける7:00チャッピーの回答に大学生が感じた限界 無感情がもたらす安心の先に6:00「夢のマイホーム」手放して得たものは 父の思いに涙した2世の決断10:00